BtoBデジタルマーケティングやWeb制作の情報と、イントリックスの日常風景をお伝えします。

イントリックスいろはかるた
「わかよたれそ編」

イントリックスのこと
ゆるやか広報班 編集部

イントリックス社内では、Web制作の専門用語から、コンサルティング関連のビジネス用語、社内でのスラングまで、日々、様々な用語が飛び交っています。そこで、社内でメンバーがよく使っている用語を、いろはかるたのスタイルでまとめてみました!

よく使うけど意味の理解があやふやだった言葉を確認したり、イントリックスの雰囲気を少しでも感じたり、使い方は様々。用語は随時追加していきますので、時折覗いてみてくださいね!今回は「わかよたれそ」編です

「いろはにほへと」編
「ちりぬるを」編

 

ワイヤーフレーム

「何を・どこに・どのように」配置するかを示した、Webサイトの設計図面のこと。語源は「ワイヤー(線)」と「フレーム(骨組み)」より。略して「ワイヤー」「WF」あるいは、「スキマティックス(略して:スキマ)」などということもある。

制作実務のほか、クライアントやプロジェクトメンバー間で認識がブレないようにするためのコミュニケーションツールとしても有効。

その作成にあたっては、いきなり図面にするのではなく、達成したいゴールを踏まえて、ページに掲載すべき情報の整理と優先順位付けからはじめる。

ガバナンス

「統治」と訳されるが、具体的には、組織や社会に関与するメンバーが主体的に関与を行なう、意思決定、合意形成のシステムのこと。転じて、個人や部門の役割分担や責任範囲など、Webサイトの運用体制全般を意味することがある。

日本のBtoB企業の多くは、Webサイト自体の表示や機能に加え、人数が足りない、権限が明確で無い等、ガバナンス面に問題を抱えていることがむしろ通常である。

要件定義

実際のWebサイト制作に先立ち、Webサイト(システムなども含め)について、満たすべき性能や機能について具体的かつ明確にして当事者間で共有すること、及びそのプロセスのこと。その結果は、「要件定義書」として文書化されるのが通常である。

要件定義においては、「何がしたいのか」というクライアントの要望をくみ取ることはもちろん、予算内に収めることや、Web制作の各段階の担当者へ引き継ぐことなど、様々な要素を考慮する必要がある。

ターゲット

大学入試用の英単語教材のこと、ではなく、ここでは、対象となるWebサイトを見ている(ないしは、今後見て欲しいと思う)人々のこと。ターゲットユーザーともいう。製品の顧客や投資家などがその例。Web戦略のフェーズで具体化することが多い。

ターゲットによって当然関心事項が異なるため、Web制作に際して関係者でターゲットを共有しておかないと、コンテンツや表現の優先順位がバラバラになって訴えたい事がぼやけ、役に立たないサイトになってしまうので注意。

なおターゲットの年齢や性別、ライフスタイルなどについて具体的かつ詳細な像を作成したものを、「ペルソナ」という。

レスポンシブ

レスポンシブWebデザインのこと。

ユーザーのデバイス(パソコン、スマホ・タブレット、モバイル、非視覚的ブラウザ)に関係なく、画面サイズに応じて(つまり「レスポンシブ」に)最適な表示へと変えることができるデザイン。

一般に、スマホやタブレットで見るユーザーが多いサイトではほぼ必須と考えられるが、ページの読み込みが遅くなったり、デザインや設計においてデバイスごとの細かい配慮が必要になったりするので、程度や優先順位についてはWebサイトの役割を鑑みて検討すべきである。

素材

元になる原料、材料のこと一般であるが、ここでは、文章や写真、その他画像など、Webサイトのコンテンツを作るうえで活用できる資料・材料全般を指す。日本のBtoB企業においては、文章やその元ネタなどのテキスト素材が眠っていることは多く、探せば結構見つかる。

その一方で、Webサイト制作のための適切な写真や画像素材があることはごくまれであり、外部の写真素材を購入することも少なくない。しかし、その企業の良さを十分にユーザーに訴えるためには、コンテンツ作成に際し、製品や工場など、アリものではなく新たに写真を撮影することがおススメである。