ソフトウェア生態系調査

複雑なソフトウェア生態系と
普及拡大に向けてのロードマップの見える化

アドビ システムズ 株式会社

あるソフトウェアに関するステークホルダーの相関関係とそれらを取り巻く環境を調査して、普及に向けての課題と改善点を洗い出して長期ロードマップを描いた

あるソフトウェアに関するステークホルダーの相関関係とそれらを取り巻く環境(=生態系)について現状調査を行い、課題・改善点の洗い出しと普及拡大にむけてのロードマップを提示しました。

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00.現状調査・分析

課題個々に問題意識は持っているが、現状の全体像がよく分からない

アドビ システムズ 株式会社が取り扱うあるソフトウェアは、関連技術の普及率の高さなどから既に一定数の利用者がおり、市場の中でもある程度のポジションを確立していましたが、さらなる利用者数の増加、エンタープライズ領域への拡大などが今後の大きな課題として挙がっていました。

現状の問題点や今後の改善点については、これまでも社内で話し合われてきましたが、ステークホルダーの相関関係とそれらを取り巻く環境(=生態系)が複雑な状態となっていたため、課題解決にあたり、現状の生態系がどのような状況になっているかを全体視点で網羅的に把握する必要がありました。

あるソフトウェアは市場でも一定のポジションを確立していたが、さらなる利用者の増加のためには現状の課題・改善点を洗い出して今後のアクションプランを立てる必要があった現状の課題(提案書より)

ステークホルダーへのインタビューを通して、複数の要因が絡み合って普及拡大を妨げていることが分かり、それらを改善するための施策を洗い出した普及拡大を妨げていた要因と連鎖の関係
(最終報告書より)

解決策主要ステークホルダーの相関関係、問題点・改善要望の全体像を見える化

まず最初に仮説ベースで現状の生態系図を作成し、核となる主要なステークホルダーへのインタビューを行いました。各ステークホルダーから挙がってきた問題点・改善要望を整理した結果、複数の要因が絡み合い、ソフトウェアの普及拡大を妨げていることが分かりました。

この結果を受けて、普及拡大を妨げている複数の要因と連鎖の関係を断ち切るための抜本的な施策の検討を行い、投資対効果や実現性を考慮して今後取り組むべき施策と優先順位、進め方を整理しました。

成果調査結果を元に、解決にむけての段階的な取り組みがスタート

今回の調査結果は、社内の関連部署で情報共有しましたが、当初想像していた以上に得られたものは大きかったと思います。各自がこれまで漠然と感じていた課題を再確認できただけでなく、現状の生態系の全体像やこれまで気づいていなかった潜在的な課題なども関係者で情報共有することができ、今後取り組むべき施策と優先順位が明確になりました。

調査報告を受けて、今後はソフトウェアのさらなる普及拡大とエンタープライズ領域への拡大にむけて段階的に改善施策を行っていくことを計画しており、最初の取り組みは既に動き始めています。

調査の結果明らかになった課題をクリアして、普及拡大に向けて投資対効果や実現性を考慮して今後取り組むべき施策と優先順位、進め方を整理した施策検討マップ(最終報告書より)

複雑な現状を複合的な視点で分かりやすく見える化

今回の調査をイントリックス様に依頼したのは、与えられたテーマを短期間で理解して全体像を俯瞰できるだけでなく、戦略、テクノロジー、エクスペリエンスの複合的な視点で網羅的に考えて現実的な落とし所を示してくれると考えたからです。

特定の視点に偏ることなく、生態系の全体像を把握するという複雑なテーマに対して問題点・改善点を分かりやすく見える化し、改善にむけての施策やロードマップを簡潔に示してくれました。イントリックス様の調査報告は社内でも高く評価されており、今後も継続的なご支援をいただきたいと考えています。

アドビ システムズ 株式会社
マーケティング本部 ディベロッパーマーケティングスペシャリスト
轟 啓介様

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