富士電機グループの一社である富士古河E&C株式会社は、公共施設や産業プラントなどの設備に向けた電気・計装工事の設計、施工をはじめ、電気・計装、空調、建築、送電、情報通信など、さまざまな技術を提供する総合設備企業です。
Webサイトのみならず日常的にカタログや会社案内を営業活動などに利用している同社では、商品を扱う担当部署ごとに独自にカタログを作成しています。その中で担当者様が課題に感じておられたのが、提案されたデザインの良し悪しを判断する明確な基準がなく、担当者の考えで都度判断している点です。そのため、カタログやWebサイトのデザインが少しずつ異なり、受ける印象もバラバラ、という状況でした。
今後、東南アジアを中心とした海外での事業拡大が見込まれる中、関係者が増えればデザインのハンドリングも難しくなり、さらにバラバラになっていくことが予想されます。そこで早期にデザインの基準を作り、統一された「富士古河のブランド」が発信できる土台を作ることが必要だと考えました。