日本のモノづくりを支える試験・分析情報のポータルサイト「ShareLab(シェアラボ)」をリリースしました。
2017年8月17日 木曜日
背景
- あらゆる製造ジャンルの試験・分析をもっと身近に
- 世界が認める日本の精緻なモノづくりは、高度な技術と専門機器を駆使した試験・分析によって支えられています。時代に合った新製品の開発や厳密な環境規制に即した改良など、ニーズに応えるため、製造業の悩みは尽きません。
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- 高価な試験・分析機器を自社で購入できない
- 目的に合った設備利用・依頼試験先が見つけられない
- 最適な分析手法が分からない
- 自社でやりきるほどの専門的な知識・ノウハウがない
- 一方、各自治体の公設試験研究機関(公設試)は比較的安価で共用機器を開放し、技術相談窓口を設置。民間企業も強みを生かした分野で、受託試験の要望に対応しています。また、産学官連携の共同研究に取り組む大学も全国に数多くあります。しかし、広範な情報と必要なサービスのマッチングは難しく、十分に活用されていません。ShareLab(シェアラボ)は現況を打ち破るべく誕生。ユーザーと施設や関連情報を取り結んで、あらゆる分析計測を身近なものとし、日本のモノづくりを応援します。
ShareLab(シェアラボ)の概要
ラボ(各種分析・解析や評価試験を行う施設、その研究事例)をシェアすることで、日本のモノづくりの活性化を目指していきます。施設情報、分析事例、技術や機器に関する基礎知識を集約し、検索・閲覧性を高めることで、ターゲットユーザーとなる中小企業の技術開発や品質管理担当の方が、ビジネスの課題を容易に解決する仕組みを生むWebサービスです。
また、全国の公共/民間施設で空いている機器の有効活用と、それによるユーザーの生産性向上も、併せてねらいとしています。
- サービス名称
- :ShareLab
- 公式リリース日
- :2017年8月17日
- サービスURL
- :http://sharelab.jp/
ShareLab(シェアラボ)の特徴とメリット
- 1. 試験・分析の依頼先を目的に沿って簡単に検索できる
- 2. 試験・分析で課題を解決した実用的な事例を多数見られる
- 3. 試験・分析の基礎知識を得られる
ShareLab(シェアラボ)の今後
- 日本のモノづくりを支える740万人へのメッセージ
- 今後は施設・設備、事例のデータベースを拡充するとともに、メーカー情報や分析に関するセミナー、技術相談窓口などのコンテンツを順次設け、中小企業の技術開発や品質管理担当の方だけでなく、試験・分析に興味関心のあるすべてユーザーに役立つWebサービスを展開していく予定です。
日本の製造業従事者数は約740万人*。ShareLab(シェアラボ)は、日本のモノづくりの底上げに全力を尽くします。
*日本の製造業従事者数(平成26年 経済産業省工業統計調査)
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担当:坂本・伊藤・森口
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