「BtoB企業こそ写真・動画に力を入れるべき理由」セミナーレポート

レポート公開日 2019年2月13日 水曜日

12月11日(火)にBtoB企業向けセミナーにて登壇いたしました

去る2018年12月11日(火)に一般社団法人 日本BtoB広告協会主催のセミナー「BtoB企業こそ写真・動画に力を入れるべき理由」が、日刊工業新聞社B1Fセミナー会場(人形町)で開催されました。

本セミナーでは、第1部にて弊社 佐賀 文昭と山崎 紘史がセミナー講師として参加し、「BtoBデジタルマーケティングにおける写真・動画のとてつもない可能性」について解説いたしました。

続く第2部では、土井 智保子 様(ダイキン工業)を迎え、「グループ全体でダイキンブランドを体現するために」と題して、その取り組みの効果と展望についてのお話を伺いました。

ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

第1部「BtoBデジタルマーケティングにおける写真・動画のとてつもない可能性」
セミナー講師:佐賀 文昭(弊社 プロジェクトマネージャー/ストラテジスト)・山崎 紘史(弊社 デザイナー/フォトグラファー)

  • BtoB企業はビジュアル素材の宝庫
  • 多くのBtoB企業が抱えている課題
  • デジタル時代における素材管理の考え方

今回の登壇では、BtoB企業においてもビジュアル表現が重要になってきている背景、クリエイティブ制作で直面する素材不足の問題、そしてその解決策として当社が提案する「自社ストックフォト」施策のメリットや進め方について解説いたしました。

企業コミュニケーションの手法が多様化する中、写真や動画がブランドイメージに与える影響度は年々高まり続けています。BtoB企業様のコミュニケーション施策をご支援する際、よく「自社の製品・素材は画にならないのでは」との懸念点が挙がることがありますが、写真・動画の切り取り方次第で効果的なクリエイティブを創り上げることは可能です。

実際にクリエイティブ制作に力を入れ始めようとした段階で、次に直面するのが「せっかく撮った素材を管理できていない」「継続的に予算が獲得できない」「いろいろな部署で撮影を行っているが、トーンがバラバラ」といった課題。

この解決策として当社が提案するのが「自社ストックフォト」づくりです。
自社独自性、多様な用途への展開、権利フリーの観点から、施策のメリットについてご紹介いたしました。

また、自社ストックフォトづくりの進め方、進める上で重要な工程となる「コンセプト策定」「撮影リストづくり」「レタッチ」についての効果を実際の写真・動画を交えながらご紹介し、ブランドイメージの世界観が統一された写真・動画を自社資産としてストックしていくためのポイントを解説いたしました。

初めは手間でも最終的にはコスト削減にも繋がり、企業全体のメリットも大きいという内容に会場の皆さんの頷く姿も見受けられました。

第2部「グループ全体でダイキンブランドを体現するために」
セミナー講師:土井 智保子 様(ダイキン工業株式会社 総務部 広告宣伝グループ)

  • グループ全体でビジュアルの質を高めるために
  • 関係者の巻き込みとスムーズな撮影
  • 自社オリジナル素材集づくり
  • 効果と今後の展望

実際に、自社ストックフォトを制作しているダイキン工業での取り組みや成果、展望について伺いました。

2016年当時、国内外に多数の販売会社・工場を有するダイキングループが運用するWebサイトの総数は100を超えていました。
デジタル空間におけるダイキングループの顔であるWebサイト。しかし、各国がそれぞれコミュニケーション施策を推進した結果、メッセージの統一性やデザインのトーン&マナーの面でばらつきが生じるという課題が存在しました。

そこで、各国サイトへ簡単に組み込めるブランドコンテンツ集の制作や共通のヘッダ・フッタを整備。さらには、分権的なダイキン文化を踏まえ、一定の自由度を持たせたビジュアルコミュニケーションガイドラインを作成して、ガバナンス施策を推進してきました。

そんな中、各国が現地に即したコンテンツ制作を行う際に不足していたのが写真・動画素材。
しかし購入素材ではダイキンブランドを体現しきれず、各国・各事業部が撮影した素材があっても権利関係が整理されておらず、さらには汎用性も高くない、など課題があり、その解決が急務でした。
世界中のコミュニケーション施策を加速させるべく、ダイキンブランドを体現し、かつグローバルで共有し合い、社内外向けで使える素材集を目指してダイキンストックフォトづくりに着手しました。

その実践内容として、写真・動画で形作っていく世界観の定義づけ、ダイキン工業として撮影できる素材の洗い出し、スムーズな撮影のための事前計画と準備、広く関係者を巻き込んだ撮影の実現、さらにダイキンブランドを体現するためのレタッチまで、実際のプロジェクトの過程でのコツやハードルなど、リアルな話をもとに講演していただきました。

こうして作られたダイキンストックフォトの写真や動画は、デジタル媒体はもちろん、パンフレットや新聞・電車内広告、工場でのサイネージから営業資料まで、ダイキングループ内で広く活用され、各国・各事業部からも非常に良い反応を得ています。
今後は、「各国・各事業部が撮影する素材が自然にダイキンブランドを体現するものになり、それが共有される仕組みをつくる」というゴールに向け、グローバルに広く世界観を定着化し、撮影のノウハウを共有していくという展望を掲げ、セミナーは幕を閉じました。

講演中、随所に織り込まれたリアルで貴重な体験談の数々に、ご参加いただいた皆さまの頷きやメモを取る姿なども多く、最後まで真剣に耳を傾けている姿が印象的でした。

セミナー概要

開催日
2018年12月11日(火)
会場
日刊工業新聞社 地下一階 第二会議室
講座名
BBAA主催セミナー ~ビジュアルに力をいれるべきはBtoCだけじゃない。~
BtoB企業こそ写真・動画に力を入れるべき理由
講師/パネリスト
  • 第1部
    佐賀 文昭(イントリックス株式会社 プロジェクトマネージャー/ストラテジスト)
    山崎 紘史(イントリックス株式会社 デザイナー/フォトグラファー)
  • 第2部
    土井 智保子 様(ダイキン工業株式会社 総務部広告宣伝グループ)

セミナー講師 佐賀 文昭からのコメント

「BtoBこそ最高の写真が必要だ。」
当社が撮影を手がける際の合言葉です。

これまで、クリエイティブの議論はBtoCが中心でした。しかし、デジタルという媒体が登場し、企業とユーザーが簡単に、かつ多方面でつながるようになった今、BtoBにおいてもクリエイティブの質が非常に重要になってきています。
そして、その重要度が高まり、撮影のシーンが増えるにつれて、どのように世界観を統一するか・管理するかといった問題が必ず発生します。

こうした課題に対し、自社ストックフォトづくりというプロジェクトを進めるダイキン工業様の広告宣伝グループ。本セミナーでは、担当部署の土井様に実際のプロジェクトで起きたリアルな苦労話から成功秘話までを惜しげもなく披露していただきました。

プロジェクト成功の秘訣はいくつもありますが、講演の最後に「クリエイティブの重要性を理解し、ブランド力向上を担当する部門として明確な意思と熱意を持つことが何より重要」と熱く語られた土井様。その想いが、関係者の方々のご協力を得るために、何よりも重要なポイントではないでしょうか。

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