グローバルネットワークを活用し、さまざまな産業分野で多角的な事業活動を展開している住友商事株式会社。世界の60以上もの国と地域に拠点を展開し、事業所の数も国内外で130ヶ所以上、取引先の数は10万社を超えています。そんな同社は2016年当時、各国・地域がそれぞれ独自にWebサイトを運用していたため、サイトデザインや運用方針が統一されておらず、10を超えるサイトがバラバラの状態にありました。
国内では誰もが耳にしたことがあるグローバル企業ながら、ひとたび海外に行くとその認知・理解度は決して充分ではありませんでした。そんなときに企業理解や事業理解を深めてもらうためのコーポレートサイトは重要な役割を担っていましたが、なかにはサイト更新が滞ってしまっているなど、グローバル企業としてのアドバンテージを最大限発揮できずにいたのです。
「世界中のステークホルダーに住友商事グループの真の総合力を届けきらねばならない」。
創業100周年となる2019年を目前に控えたこの年、Webサイトのコンテンツ・設計に留まらず、システムプラットフォームからグローバルWebサイト群を抜本的に再構築することを決定。Webシステム開発に長けたSCSK株式会社とともに、本プロジェクトに着手しました。