メンバー 荒井 明日香 Asuka Arai Webディレクション課 課長
シニアWebディレクター

日本の「ものづくり」を、Webの「ものづくり」の現場から支えていきたいと思っています

最初の就職では、金属メーカーの工場で事務職をしていました。扱う製品はオーダーメイドが多く、中には一品ものの大型製品も。私の主な担当業務は、製品ごとに手配・支給された非金属資材を現場に入出庫することでした。業界内でも高い技術を有する「職人」たちがいる現場で仕事をする日々は、とてもやりがいのあるものでした。しかしながら、学生時代からWeb制作に興味を持ち続けていた私は、その職場を5年で退職し、Webディレクターに転身しました。

大小さまざまな企業のサイトリニューアルやサイト運用のディレクション業務を経験してきた今、つくづく実感することは、「ものづくりの現場は、作るものが違うだけで、どの業界も同じ」という普遍の真理。

設計を元に資材出庫して製造工程を管理することは、画面設計書を元に素材の手配やデザイン・実装のディレクションをすることと似ています。そして、工程中に発生するさまざまな調整業務や納品後の達成感なども、すべて双方に通じるものがあり、今も昔も、私は社内外のチームで手掛ける「ものづくり」を楽しんでいます。

つまり、私の仕事の原点は、実家に程近い地元の工場で、朴訥とした職人の先輩方と「ものづくり」に励んだ日々。そうと気づいた時、日本の「ものづくり」の現場を支える人たちと仕事がしたいと改めて思い、BtoB企業のWeb活用支援を行っているイントリックスへの転職を決めました。

日本には、高い技術を誇りながら、世間に発信しきれていない企業がまだまだ多くあると見受けます。それは、“慎ましく多くを語らない日本の職人・技術者たちの姿”そのものなのでしょう。そういった姿を好ましいと思う一方、本来の魅力や強みが世界に十分伝わっていないことを、悔しくも残念にも感じるのです。

知られざる日本の技術力を、もっと広く世間に・世界に、伝えていきたい——。

かつて地元の工場で働いていた頃と変わらないひたむきな気持ちで、Webサイト制作の現場から、これからもずっと日本企業の「ものづくり」を支えていきたいと思っています。

私について

アルコールが活力です

お酒が好きです。特に、ビールとハイボールと白ワイン。先日、とあるイベントでワインの卸売り業者が試飲会をやっていて、あまりのおいしさにケース買いしてしまいました。自宅にはまだワインセラーがないので、購入を検討中です。でも、購入する前にワインがなくなってしまうかもしれません……

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