イントリックスのサービス マーケティングシステム基盤企画・構築

高い運用継続性と拡張性に加え、柔軟性を考慮したマーケティングシステム基盤を企画・構築します

企業におけるWebサイトの位置づけが重要度を増す一方で、属人性の高い運用体制や長期視点を欠いたインフラ・システム導入など、潜在的リスクを抱えたまま運用されているケースが多く見られます。イントリックスは、既存のWebシステムや運用体制の診断、システムプラットフォームの設計、CMS(コンテンツ管理システム)やPIM(製品情報管理)、DAM(デジタル資産管理)などのWebシステム導入支援によって、拡張性や横展開のしやすさを考慮したマーケティングシステム基盤の企画・構築、導入をサポートします。

高い運用継続性と拡張性に加え、柔軟性を考慮したマーケティングシステム基盤を企画・構築します

企業が抱えるさまざまな課題

WebサーバやWebサイト、アプリケーションが一定の規模を超えてしまうと、Web担当者の運用レベルに差異が生まれ、さまざまなリスクが顕在化してきます。また、個別視点での運用管理に目を奪われ、全体視点でのシステム運用マネジメントを欠けば、求めるサービスレベルの低下や運用フローの破綻、想定外の機能拡張に伴うコスト超過などを招きかねません。

  • 運用体制に見合わないシステムの導入により、現場の負荷が高まってしまった
  • 運用者のリテラシーに合わず、作り込んだ機能が使われていない
  • 中長期視点と拡張性に欠けたシステム構成により、数年で再構築が必要になってしまった
  • 部署ごとに単独でシステム導入を行った結果、集積したデータが全社で活用できない

マーケティングシステムの最適化により、持続的な運用が実現し、ビッグデータを共通資産として活用できる仕組みが整います

近年はビッグデータ活用時代ともいわれ、量・種類ともに膨大なデータをいかに有効活用し、業務効率化や売上増につなげていくかが大きな鍵を握っています。既存のWebシステム基盤や運用体制の診断、システムプラットフォームの設計、マーケティングシステムの導入支援により、企業が保有するビッグデータを共通資産として全社的に活用できる仕組みづくりを促進します。

POINT 01 Webサイトで得られた多様なデータが自社の共通資産となる

既存のWebシステム全体を最適化し、部署を超えた運用により、Webサイトから得られたデータを全社で活用できるようにすることで、マーケティング活動の活性化につながります。

POINT 02 運用管理の最適化により、持続的な運用が可能になる

業務内容やサービスレベル、要員スキル、コスト、システム構成、業務の生産性について妥当性を検証し、運用管理を全体視点で最適化。その上で、サービスレベルや業務に必要な要因スキルを明らかにし、Web担当者だけに作業負荷が偏らない、持続的なシステム運用が可能になります。

POINT 03 デジタル活用のステージに合わせて機能を拡張できる

2~3年後のマーケティングシステムのあるべき姿を想定し、拡張性や横展開のしやすさ、展開コストを考慮。Webシステムの戦略策定から構築までをワンストップで支援することで、デジタル活用のステージに合わせた段階的な機能拡張が可能になります。

Webシステム現状調査

運用視点、システム視点から、限られたリソースを最大限に活用し、取り組むべき課題が明らかになります

Webシステムは大規模であるほど、改修のたびに網羅性、整合性などの問題が潜在化する傾向にあり、システム運用担当者でさえ、全容を把握しきれていないケースが大半です。イントリックスでは、運用視点とシステム視点の双方から効率的にブラックボックス化したWebシステムの現状調査を行い、解決すべき課題を可視化。事業活動への影響度を考慮し、セキュリティリスクを含む解決すべき課題を明らかにします。

Webシステム現状調査

既存Webシステムのセキュリティ脆弱性調査/運用体制・フローの現状調査

Webシステムは業務システムに比べて対応優先度が低くなる傾向にあるため、セキュリティ脆弱性への対策(最新バージョンのOSやプログラム言語の利用)が十分でないばかりか、専任担当者の不在により、運用フローの形骸化が起こり得ます。そこで、イントリックスでは関係部署へのヒアリング、既存システム資料の調査によって解決すべき課題を洗い出します。

改善に向けた施策と優先順位を提示

現状調査で顕在化した課題の解決策を検討する際には、コストや時間、リソースなどの制約がつきものです。そこで、事業活動に与える影響度から解決すべき課題の優先順位を明らかにし、効率的で無駄のない解決施策を提案します。

マーケティングシステム企画構想/実行計画策定

運用効率性やWebガバナンスを考慮し、将来を見据えた拡張性・柔軟性のあるシステム化計画を策定します

マーケティングシステム企画構想では、お客さまの業界の動向予測とビジネス戦略からシステムのあるべき姿を描き、解決すべき課題を潜在的なものまで掘り下げてアプローチすることが求められます。その上で、IT基準・ガバナンスとの整合性や運用管理のしやすさ、拡張性・柔軟性を考慮したマーケティングシステムを構築することが有効です。イントリックスでは、マーケティングに特化したWebシステムの戦略策定から構築まで、Webサイトをビジネスでフル活用するためにワンストップでお手伝いします。

マーケティングシステム企画構想/実行計画策定

ビジネス、業務、機能、データの要求整理

Webサイトにおける課題の解決施策を軸に、事業の成長・拡大に応じて重視すべき業務、機能、データに関する要求事項をヒアリングし、整理します。グローバルガバナンスにも配慮し、各国法令に照らし合わせながら個人情報をどの地域で保持すべきかなど、これまでイントリックスが培ってきた知見を基に提言します。

システム化方針策定/運用体制・フローの作成

企業経営および情報システムの双方に深い知識と経験をもったITコンサルタントが、システム化の方針を策定。経営戦略や経営環境を分析し、マーケティングシステムのグランドデザインを行うとともに、ベンダー選定も含めた現実的な運用体制・フローを定義します。

3年先を見据えたロードマップ策定

場当たり的なシステム開発では、運用してすぐに再構築を迫られる可能性が高まります。イントリックスは、展開コストなどを考慮した横展開のしやすさ、多言語対応など、3年後の利用イメージを想定し、各フェーズで実施すべき施策と顧客への提供価値を中長期視点から定義します。

プロジェクト体制検討/想定リスク洗い出し

システム運用は日々複雑さが増しており、全体視点でのシステムの管理方法を明確化することが重要になります。各施策実現に必要となる社内のプロジェクト体制や要因スキルを精査し、リスクアセスメントを実施して障害発生時の影響を最小限に抑えます。

マーケティングシステム導入支援(CMS/PIM/DAM/MA/SFA)

運用視点・長期視点によるマーケティングシステム導入を支援し、グローバルでのビジネス貢献につなげます

数千点から数万点規模の製品情報を持つBtoB企業では、CMSによる情報管理・発信の仕組みはもちろん、PIMやDAMの活用は、グローバルでのデジタル活用において重要なテーマです。しかし、運用視点・長期視点の欠如により、多くの企業で十分な効果を挙げられていないのが実情です。イントリックスでは、お客さまに最適なグローバル共通コンテンツや素材管理の仕組みの全体像を明らかにし、CMS/PIM/DAM/MA/SFAが持つそれぞれの特長を考慮した上で、導入の支援を行います。

マーケティングシステム導入支援(CMS/PIM/DAM/MA/SFA)

要件定義/ソリューション選定

策定した実行計画を基に、具体的な要件に落とし込み、事業やプロジェクトの特性、要因スキルなどを考慮した上で必要なシステムを検討。3年先を見据えたWebシステム全体のあるべき姿を描き、最適なソリューションを選定します。

マーケティングシステム導入支援(CMS/PIM/DAM/MA/SFA)

お客さまの事業特性や商材、販路などに加え、運用体制やフローを含めた最適な仕組みの全体像を描き、CMS/PIM/DAM/MA/SFAの特長を最大限に生かせる方針策定から具現化までを支援します。

データ整備コンサルティング

顧客データやアセットデータを整備し、PIMやDAM、MA、CMSを生きたシステムとして真に活用できるデジタルマーケティング基盤の構築をサポートします

顧客のニーズが多様化した現代、製品の販売拡大を目指すすべての企業は、個々の顧客が本当に求めているものを的確に捉える必要があります。成長企業として生き残るためには、デジタルマーケティングで顧客そのものを知り、それぞれに最適なアプローチを行うことが必要不可欠です。そのデジタルマーケティング基盤構築の肝となるのは、インフラやソフトウェアではなく、自社が持つ大切な顧客データやアセットデータを適切に整備すること。イントリックスでは、適切なデータ整備を行うロードマップを策定し、さまざまなリスクを回避しながら、PIMやDAM、MA、CMSといったシステムを効果的に活用できるようにするデータ基盤構築の伴走支援を行っています。

データ整備コンサルティング

活用準備コンサルティング

データ整備を行うためには、お客さまにとって必要なシステムやサービスを明確にし、それを最短で実現するためのロードマップが欠かせません。データ整備の前に活用準備コンサルティングでヒアリングや既存データ調査を行い、お客さまに必要なシステムやサービス、活用可能なデータ整備のスコープを定義します。

データ活用IAサービス

UX面での知見がなく、活用しやすい保存形式も分からないままカタログ等からデータ項目を抽出すると、利用しにくいデータが生まれてしまい、プロジェクトの遅延や追加予算投入の原因になります。イントリックスは、データを活用するメディア特性に基づいた抽出項目を指定し、活用施策を想定したデータ保存形式を提案します。

抽出ディレクションサービス

カタログ等の紙媒体から、データを抽出する箇所の定義が曖昧なまま膨大なデータを抽出すると、Webに最適化されていないがためにデータの再抽出とクレンジングを繰り返してしまいがちです。イントリックスは、データ抽出を行う作業者間でデータの揺れを起こさないよう、期待される情報構造のデータを正しく抽出できるようにサポートします。

DBスキーマ設計サービス

抽出したデータをデジタルマーケティングソリューションで活用するためには、特定のシステムに特化したスキーマではなく、システム同士が連携しやすいスキーマを設計することが大切です。デジタルマーケティングソリューション全般に知見があるイントリックスは、PIMやDAM、MA、CRMといった各システムにおいて、再利用可能な状態でデータを格納するスキーマを設計します。

  • BtoB企業のデジタルコミュニケーションを
    総合的に支援しています

    BtoB企業に特化したサービスを提供してきたイントリックスには
    多くの実績とノウハウがございます。
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