イントリックスのサービス 多言語・グローバルWebサイト群構築
各国に展開するWebサイトの役割を定義し、俯瞰視点で「あるべきサイト群」を構築します
グローバルで事業を展開する企業では、本社のほかに国内外の事業部や子会社、販売会社でもデジタル活用が進められ、個々で運用するWebサイトを合わせると数百を超えることも珍しくありません。しかし、発信すべきメッセージやサイトデザイン、コンテンツの質などで足並みが揃わないばかりか、重複投資が発生するなど、非効率なWebサイト運用も多く見られます。イントリックスでは、各国に散らばるサイトをひとつの「サイト群」として捉え、全体を俯瞰した調査・戦略立案により、本来あるべきグローバルWebサイト群を創り上げる支援をしています。
企業が抱えるさまざまな課題
各国で展開するWebサイトの数が増えれば、それだけサイト構造は複雑化します。当然、何らかの策を講じなければ現状把握は難しくなり、改善点を整理しながら最適なサイト活用を行っていくことはできません。グループ会社全体のWebサイトを高位平準化させるためには、サイトの種類や数、マクロ構造やガバナンス、各国の活用状況などからサイト群全体を俯瞰したWeb戦略およびその実行が欠かせません。
- 自社が世界中で運用しているサイト群の全体像が把握できない
- 各国で属人的な運用を行っており、ガバナンスが効いていない
- 各国との連携が進まず、国ごとに情報の格差が生まれている
- セキュリティリスクのあるサイトが放置されてしまっている
実効性の高い戦略を基に最適なデジタルコミュニケーションを実現します
各国のWebサイトの役割と方針の策定、ローカルニーズへの対応を促すガバナンスの整理・推進サポートなど、俯瞰視点に立ったWeb戦略によって、グローバルWebサイト群のあるべき姿を可視化。さらに、それらの土台となるシステムプラットフォーム像を明確化することで、最適なデジタルコミュニケーションを可能とするグローバルWebサイト群を実現します。
最適なデジタルコミュニケーションを行うためのサイト群構造が明確になる
現状のグローバルWebサイト群の調査・分析で課題をあぶり出し、改善点を整理。その上で各国のWebサイトの役割と方針を明確にし、目指すべきグローバルWebサイト群のあるべき姿を定義します。
グローバル全体のガバナンスが整備され、Webサイトが高位平準化する
Webガバナンスの基本方針策定から展開、推進までをトータルで支援。グループ会社全体に適切にガバナンスを効かせることで一定の品質が保たれ、各国のWeb担当者がローカルニーズ対応に集中できる仕組みが整います。
各国との連携体制が整う
各国の足並みが揃ったデジタルコミュニケーションの実現に向けて、グローバル全体のWeb活用方針を基にした各国間のコミュニケーションのサポートも柔軟に対応します。
構築すべきシステムプラットフォーム像が可視化される
ガバナンスのあり方、各国のWebサイト構造、デジタルコミュニケーションのあり方を定義することで、最適なシステムプラットフォームが明確になります。ビジネス視点と運用視点を踏まえたシステムプラットフォームを提案します。
イントリックスの
サービス/特長
グローバルWebサイト群調査/中長期戦略立案
グローバルWebサイト群の可能性を徹底検討した中長期戦略で、Web活用強化の基礎を固めます
各国が担うWebサイトの役割分担の整理や各国の運用実態を踏まえた運用方針の策定、ローカルニーズに対応するためのガバナンス方針、そしてシステムプラットフォーム像の可視化など、イントリックスではグローバル俯瞰視点での現状の調査および戦略立案を行います。また、優先順位付けやロードマップ化を行い、プロジェクト推進の指針とします。
グローバルWebサイト群調査
Webサイト群の規模把握や各事業のビジネス分析をはじめ、自社・競合他社調査、社内ヒアリング、アンケートなどを用いた多用な調査・分析を実施。単なる課題の羅列ではなく、課題発生の背景までをも考察し、グループ会社全体でのWeb活用状況と課題を明らかにします。
グローバルWebサイト群中長期戦略立案
本社や現地のマネジメントから、Web担当者の要望を収集・反映した実現性の高い中長期戦略を策定。事業の特性を鑑みたWebサイト活用の方向性を明らかにし、グループ会社全体を巻き込むためのロードマップを描くことで、ローカルニーズを加味したデジタルコミュニケーションをグローバルで推進することができます。
グローバルWebサイト群 構築・展開
俯瞰視点×中長期視点によって、グローバル共通のWebインフラ基盤を最適化します
グローバルでWebサイトを戦略的かつ効率的に活用するためには、Webサイト全体をひとつの「サイト群」と捉え、Web基盤の整備を行うことが必要不可欠です。しかし、各部門や地域の要望の取りまとめが容易ではないことなどから、Web基盤の抜本的な見直しのご相談が増えています。イントリックスでは、そうした課題に対して、事業特性と運用実態に応じたインフラ基盤づくりの支援をしています。
グローバル共通プラットフォーム構築
グローバルでのWeb基盤のあるべき姿を整理し、グループ会社で集約管理すべき点と部門・地域で独立化すべき点を明らかにして最適化を図ります。その上で、実現に向けたロードマップを作成し、グローバル共通のWeb基盤の構築をサポートします。
各国サイト雛形構築・展開
各国のWebゴールをはじめ、Web担当者およびベンダーのスキルレベル、運用体制を踏まえた個別サイトを制作。パイロットサイトをモデルケースとし、各国への横展開を実施します。現地マネジメント層を巻き込むことで、Webサイト公開後の現地運用を継続させるための下地を作ります。
多言語サイト制作
多言語サイトの制作は、ただ翻訳すれば終わりではありません。各言語に変換することで文字量は大幅に変動し、各言語のフォントで実装すると表示崩れを起こす場合もあります。グローバルでのさまざまな言語への展開を見据えたサイト構築において、翻訳から実装までワンストップで実現します。もちろん、翻訳、実装のみのご提供も可能です。
現地デジタルコミュニケーションパートナー選定支援
ローカルサイトで期待する効果を生み出すためには、現地でのデジタルコミュニケーションパートナーの選定も重要になります。イントリックスでは、情報システムの活用フェーズまでを見据えたRFP(提案依頼書)を制作し、選定基準・プロセスを具体化。曖昧性を最小化し、品質の低下やコスト超過の抑制にも貢献します。
グローバルガバナンス推進
ローカルの自助努力を促し、サイト群の高位平準化を実現するためのグローバルガバナンスを構築・推進します
本社がどこまでローカルサイトのあり方に関与すべきかという問題は、グローバルWebサイトでは常に考える必要があります。ガバナンスとは、Web戦略が定めるあるべき姿を実現・維持するための実務プロセスであるという考えから、各国のWeb担当者の自助努力を促し、バックアップすることで、サイト群全体を高位平準化するためのガバナンス構築と運営を支援します。
各種ガイドライン策定
グローバルWebサイト群にガバナンスを効かせる上で不可欠なのが各種ガイドラインであり、その種類は多岐に渡ります。視覚的なブランドコミュニケーションに関わるものから、Webサイトの制作・運用、そしてシステムセキュリティのガイドラインまで、Webサイト群に必要なガイドライン体系を俯瞰的に整理し、実際のガイドライン作成までをお手伝いします。
グローバルWebマスター会議開催支援
各国のWeb担当者が自国のニーズに応えるWebサイトの整備において、必要な知識やスキルなどの強化を目的とした「グローバルWebマスター会議」の開催企画、実施をサポートします。
グローバルコミュニケーション支援(PMO/各国行脚)
豊富な経験を有するバイリンガルスタッフ(英語)が現地訪問やWeb会議などを通じて、各国のWeb担当者とコミュニケーションを図り、要望の汲み取りやグローバルWeb戦略立案に対する理解の促進に向けた支援を行います。