イントリックスについて BtoB デジマ支援強化に向けた新組織発足の狙い

2023年8月30日

本格化するBtoBデジマで着実に成果を出す支援を

BtoB企業のデジタルコミュニケーション支援を手掛ける当社は、この度、デジタルマーケティング支援管掌という新たな組織を立ち上げました。

イントリックスでは、企業がデジタルで行うコミュニケーションの総称をデジタルコミュニケーション、なかでもマーケティングに関わるものをデジタルマーケティングと区別しています。

当社はこの14年間、インターネットの取り組みがスピード重視で個別最適となりがちなことへのアンチテーゼとして、また、日本のBtoB企業のじっくり考えるスタイルにふさわしいアプローチとして、長期視点でのWebサイト制作やバックエンドシステム構築、ガバナンスや運用フローなどのデジタルコミュニケーションの基盤整備をお手伝いしてきました。

また、俯瞰視点を要するグローバル化推進や部門横断のWebシステム、ブランディングコンテンツなども数多く手がけながら、コーポレートコミュニケーションやコーポレートIT部門が重視する全社視点を全力で支えてきました。

しかし時は進み、今や、デジタルコミュニケーションは、BtoB企業においてコーポレート部門だけでなく、事業部門も主体的に取り組むべきテーマとなりました。多くの企業の事業部門は、引き合い獲得やEC等のサービス提供の有力な手段として、デジタルマーケティングの取り組みを加速させています。

事業部門は売上目標のもと、月次で有望な引き合い獲得を目指しますので、高速なPDCAを回しながら、短期の数字を追いかけます。全社長期視点で活動するコーポレート部門とは異なるスタンスの事業部門向けに、当社もまた専用の体制を要すると判断したことが、新組織発足の狙いです。

ご支援内容は大きく2つあります。1つ目は、日々のPDCAの中で優良な引き合いを効率的に獲得するためのデータ解析、アクションプラン策定、コンテンツ制作・SEO・広告施策の実施。2つ目は、当社の強みである長期俯瞰視点を活かし、多くの方に使い続けていただけるWeb・ECサイトや顧客ポータル、そしてMA/CMS/PIM/DAM/SFA等のマーケティングプラットフォームの構築、および散在するデータの統合・整備や人材育成をご支援することです。

BtoB企業におけるデジタルマーケティングはようやく本格化したとは言え、まだ多くの企業では試行錯誤の段階にあります。拙速・安易なツール導入で、“活かし続けられない”仕組みが出来上がってしまうことは、なんとしても避けなければなりません。イントリックスは、ブームやトレンドに踊らされることなく、着実に成果を出すためのデジタルマーケティングをご支援いたします。

代表取締役社長
気賀 崇

「顧客理解の専門家集団」を目指して

イントリックスは、常にBtoB企業のさまざまな職種・役職の方の立場に立ち、調達先に求めることは何かを考えながらご支援してまいりました。この14年間で培ってきた顧客視点で考えぬく姿勢と、お客様の課題に全方位から支援できる専門チームからなる組織体制こそ私たちの強みであり、BtoB企業のデジタルマーケティング支援に特化したデジタルマーケティング支援管掌が提供できる価値だと考えています。

なぜなら、マーケティングでは顧客を知り、あらゆる取り組みを顧客視点で考えぬくことがもっとも大事になるためです。顧客視点をすべての基本とすることで、適切なタイミングでの営業活動や良質な引き合い案件、確度の高い新規受注の増加などの好循環を生みます。

一方、顧客視点がしっかりしていても、日々の施策に落としこむ幅広いスキルがなければ、アイデアを形に落とすことはできません。HTMLの基本知識やアプリケーションの操作方法、コンテンツの作り方、良いデザインとは何かなど、多岐に渡る業務知識もあってはじめて、顧客視点が生きてきます。

私たちは、お客様以上に顧客を知る「顧客理解の専門家集団」として、日々変わりゆく潮流を掴み、豊富な知見によって課題をスピーディに解決するための体制を維持・発展させることで、あらゆる課題に応える全方位型の伴走支援サービスを提供していくことを目指しています。

BtoB企業におけるデジタルマーケティングの重要性は加速度的に高まり、その取り組みは高度化しています。私たちはお客様がデジタルマーケティングにおいて成果をあげられるよう、確かな顧客視点と多岐にわたる業務知識の両面からご支援させていただき、解決すべき課題や達成すべき目標に貢献してまいります。

デジタルマーケティング支援管掌　執行役員
西原 杏子