「あなたの一番好きな四字熟語を書いて下さい」
学生の頃、お習字の先生がそうおっしゃったので、私は「合縁奇縁」と書きました。しかし今の私なら、真っ白な半紙に真っ黒な墨で、ためらうことなく「福利厚生」と書くでしょう。嗚呼、戻れない青春の1ページに「福利厚生」と残せなかったことが悔やまれます。皆さんは「アフターコロナの福利厚生」や「ニューノーマルの福利厚生」について知りたいかもしれません。しかしまずは「福利厚生」を好きになって頂きたいと思います。
あなたの人生、幸せですか?
こんにちは。イントリックスの「愛」担当、経営管理部・総務の益子です。
3月20日は『国際幸福デー』。2012年に国連で「幸福について啓発・促進する日」と定められました。これに関連して思い出されるのが、「世界幸福度ランキング」というものです。皆さんも一度は見聞きされたことがあるのではないでしょうか。GDP(国内総生産)やGNP(国民総生産)といった、経済的・物質的「豊かさ」だけを数値化して、国のランキングを決めるのはナンセンスである! として、1972年にブータン王国が調査を始めたのがGNH(国民総幸福量)です。
毎年、上位は北欧が独占しており、理由は主として“社会保障の充実”ですが、もうひとつ、“国民の自由度”が深く関係しています。
たとえば仕事なら、毎日他人が決めた場所で、他人が決めた時間に出勤し、他人が決めた時間に退勤するといった自由度の低い労働よりも、自分のライフワークバランスを自分でコントロールできる、自由度の高い働き方の方が、「主観満足度」が上がるので、幸せと感じる、というものです。私たちの人生は約3万日。そのほとんどは仕事で占めますから、仕事を幸せと思えたら、最高の人生ですよね。
ではどうしたら、仕事を美しい薔薇色に、輝かせることができるでしょうか。自由度MAXといえば「脱サラ」ですが、自由にはそう、責任が伴います。自由度MAXなら責任範囲もMAX! ハイリスクなのが容易に想像できて、気軽に試みることはできませんね。よって、自由度の高さひとつをとって、それすなわち幸福、とは言えないようです。
となれば、多くの人の場合、雇用の中に幸せを見つけることが一番の近道であるとも言えませんか? 人が幸せを感じるには、内的要因と外的要因があります。内的要因とは、自分で自分を幸せにしようとする力で、自助努力の精神(セルフヘルプ)や、積極思考・自家発電(ポジティブマインド)がそうですね。一方、外的要因とは他人があなたを幸せにしようとする力です。
ではその「他人」が「会社」ならどうでしょう? 大きな組織が、小さな自分の幸せを、バックアップしてくれるのです。そう考えると、なんだか頼もしく、ありがたく、嬉しく思えませんか?
ハッピーでヘルシーでリッチなギフト
あなたと一緒にあなたの幸せにコミットする「会社」。ここでは、その会社がもたらす外的要因の中でも、「福利厚生」というものにスポットを当ててみたいと思います。「福利」とは、幸福をもたらす利益のことで、「厚生」とは、人々の生活を健やかで豊かにすることです。
つまり、「福利厚生」とは、会社からあなたへ贈る「ハッピーでヘルシーでリッチなギフト」withラブです。
イントリックスの福利厚生に不可欠な3つの視点