他に類を見ない総合性や日本の気候に揉まれた技術力などの差別化ポイントの訴求不足。果敢な事業拡大でグローバルNo.1の空調総合メーカーとなったにも関わらず、9年間変わらぬデザイン。海外からのアクセスに対し表示速度が遅く、モバイルでも見づらいなど、最新のユーザー環境からの乖離。
グローバル企業に相応しくないWeb活用上の課題は、数え上げればきりがないほどでした。リニューアル前のグローバルサイトは、空調事業でグローバルNo.1であるダイキンの真の姿を十分に伝えられていなかったのです。
全世界に向けたダイキングループの顔となるグローバルサイトをリニューアルしました。
真のダイキンを伝えきれていない
他に類を見ない総合性や日本の気候に揉まれた技術力などの差別化ポイントの訴求不足。果敢な事業拡大でグローバルNo.1の空調総合メーカーとなったにも関わらず、9年間変わらぬデザイン。海外からのアクセスに対し表示速度が遅く、モバイルでも見づらいなど、最新のユーザー環境からの乖離。
グローバル企業に相応しくないWeb活用上の課題は、数え上げればきりがないほどでした。リニューアル前のグローバルサイトは、空調事業でグローバルNo.1であるダイキンの真の姿を十分に伝えられていなかったのです。
海外に発信しきれていない訴求価値を徹底的に掘り起し
海外市場に対して十分な訴求は出来ていなかったものの、業界内での輝かしいポジションを理由なく獲得できる訳はありません。胸を張ってアピール出来る差別化ポイントやそれを表現したコンテンツは、社内に沢山眠っているはずだと確信していたイントリックスは、コンテンツの棚卸しを実施し、社内ヒアリングから社史、社内資料、展示施設まで、あらゆるネタ元をあたりました。
結果は狙い通り。大声で自慢したくなる訴求ポイントがざくざく出てきたので、海外に伝わりやすいよう、視覚的に理解のできるブランドコンテンツとして、大幅拡充しました。
大幅な閲覧増となったブランドコンテンツ
ダイキンの強みと特徴を正しく伝えるブランドコンテンツは大幅な閲覧増を達成し、同社の総合力を強く訴えることができました。また、ローカルサイトを活かすためのハブ機能強化によって、ユーザーが各サイトへたどり着きやすくなりました。
本リニューアルは、こうした直接的効果のみならず、間接的効果も生み出しました。ハブ機能の強化によって自国のサイトがより多くの人に見られるようになったことを知った各ローカル担当者には、積極的にWebを活用していこうという意識が芽生えました。また、本社ならではのグループ総合力に関するコンテンツに対しては、自国への展開要望が沢山集まりました。
ダイキンは、今回のリニューアルを号砲として、グローバル全体のサイト群の再構築に本格着手をしましたが、世界のWeb担当者に対する本モデルケースの成功は、この後数年に渡るサイト群整備において欠かせない本社の求心力を高める役割を果たしました。
ダイキン工業株式会社
総務部 広告宣伝グループ 担当課長 兼 グローバル戦略本部営業企画部担当課長
宮津 信様
走りながら考える文化の私たちは、空調事業でグローバルNo.1という地位を獲得したものの、それを支える自社の強みを海外市場に対して十分に発信はしていませんでした。良く言えば行動が先で結果もついてきてはいましたが、業界内のリーディングポジションをこの先も維持し、事業をさらに拡大していくためには、当社の価値をグローバルに訴え続けることも重要だと感じていました。
グローバルサイトは、イントリックス様と立案したグローバルWeb戦略を受けた最初のWebサイト。本社がWebを重要視していくことの象徴となるプロジェクトであり、その後に控えているグローバルWebサイト群全体の再構築の成否を握る重要なミッションを担っていました。
Web戦略立案のパートナーとして、私たち以上に当社を理解したイントリックス様が、戦略の効果を最大限に発揮する場として設計・制作したグローバルサイトは、各国ローカルのWebへの関心を高めるに十分な成果を出してくれました。戦略立案とWeb制作のワンストップサービスは試してみる価値、おおいにありです。