2005年のグローバルサイトリニューアル後、果敢な事業展開により、ダイキンの国際化はますます進みました。しかしその結果、サイト数は増大しながらも、地域間でのルック&フィールやコンテンツの品質はばらばら、運用は非効率、そもそもグローバルNo.1をはじめとする様々な強みを伝えきれていないなど、同社のWeb活用は全世界で問題山積の状態にありました。
地域性の高い空調という商材を扱うダイキンにとって、本社を含めた各国Web担当者個々の思い思いのWeb活用は必然的側面があるものの、これ以上デジタルのメリットを各国担当者の努力だけで活かしきることはもはや難しかったこともまた事実でした。