「接地圧計算に関する問合せ対応を如何に効率化するか」
住友重機械建機クレーン株式会社では、時間の制約なくサービス提供できるWebの特性を活かして、ユーザからの問合せが多いクレーンの接地圧計算シミュレーションを提供していましたが、2つの課題を抱えておりました。
1点目は、ユーザニーズに合った計算ができないことによる接地圧計算のお問い合わせ対応の増加でした。営業部門は、ユーザからお問い合わせがある度に、設計部門へ計算依頼をするほかなく、営業・設計部門ともに本来業務以外の対応に追われてしまうことが大きな問題となっていました。2点目は、拡張性が考慮されていないアプリケーションとなっていたため、新たなクレーンの仕様や条件下での計算ができず、ユーザの利用ニーズに対して十分な情報提供ができていないことでした。