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BtoB企業のWeb担当者の役割って何?

BtoB
ゆるやか広報班 編集部

4月、多くの企業が新年度を迎え、幸か不幸か入社や人事異動をきっかけとして新たにWeb担当者(ホームページ担当者)になってしまった方。
そんな方々の中には「Web担当者といっても何をすればいいのかよく分からない!」という方も多いのではないでしょうか。
特にBtoB企業では往々にして自社Webサイトは軽視されがちで、Web担当者は十分なサポートを受けられない事が多々あります。
このブログではそんな方々のお力になるべく、BtoB企業のWeb担当者のタメになる記事を綴っていきます。

Web担当者って何するの?

まずは「BtoB企業のWeb担当者の役割って何?」です。

一言にWeb担当者といっても企業によって役割は多種多様です。
企業のWebに対する考えや社員一人ひとりのリテラシーによっても変わってきます。様々なBtoB企業の担当者と会ってきた経験から、Web担当者は以下のタイプに分かれる傾向にあります。

1.「予算はないけど会社の魅力を伝えてね」広報系Web担当

主な業務:企業情報、IR、CSR、採用コンテンツの企画
広報部に所属し、気付いたらWebサイト全体を任されていたといった担当者の方です。自社サイトの訪問者に自社の魅力を十分に理解してもらうためのコンテンツを企画・制作します。投資家に出資しがいのある会社だと思ってもらったり、学生に就職したいと思ってもらったりする事が大きな目的ですが、昨今では会社のブランドイメージが直接購買に繋がることもあるため、マーケティングの観点からも重要なパートとなっています。

 

2.「Webで引き合いを作りたいんです!」営業・マーケティング系Web担当者

主な業務:商品(製品)情報・サポートコンテンツの企画、問合せ対応
いわゆる各事業部に配属されて、営業ツールとしてWebサイト活用するミッションを与えられた方です。すでにBtoB企業でもWebは大事な商品PRの場となり、魅力的な商品(製品)をコンテンツとして提供、引き合いに繋がりそうな問合せ(リード)を適切な部署の営業スタッフ・販売代理店に渡してあげる事が重要な役割となります。また、よくある質問をコンテンツ化して自己解決の糸口をWebサイトで提供するなど業務効率を上げるコンテンツ企画も求められます。

 

3.「え?それって私の役割?」エンジニア系Web担当者

主な業務:インフラ整備、システム保守、コンテンツ制作
情報システム部に所属しながら、人的リソースがないといった理由からインフラやサーバー保守の傍ら、Webサイトもまとめて管理する方です。本職はサーバーの設定などですが、ニュースリリースや製品情報の更新などCMSを使った簡単な情報更新から、新規ページをゼロから作り上げるなど多忙を極める、まさに縁の下の力持ち的な担当者です。

 

4.会社の無茶振りに耐え抜くオールラウンダーWeb担当者

主な業務:Webに関わる業務全て
上記の1~3全てを担うのがオールラウンダー型Web担当者です。経営陣がWebサイトに関してまだまだ知識が十分ではない企業に多く見られます。社内でもWebサイトに対する理解度があまり高くないため、「Webって簡単だよね」といった理由で仕事を丸投げされて途方に暮れている方たちを多々見かけます。

あなたに当てはまるパターンはありましたか?

ここに挙げたのはあくまで代表的な例です。企業の数だけWeb担当者のあり方は存在します。目まぐるしく変化するビジネス環境の今、企業Webサイトはそれに合わせて柔軟に対応しなければいけません。そこで重要になってくるのがWeb担当者というポジションです。Webを通じてどのように会社に貢献できるのか考えていきましょう。

今回はWeb担当者の仕事内容をタイプ別に紹介してきました。
今後もBtoB企業のWeb担当者のための記事を書いていくので、コーヒーを片手に遊びに来てください。