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残業時間・有給休暇の実態って正直どう?PM・Webディレクター20名に実施した匿名アンケートの結果を大公開!

イントリックスのこと
ゆるやか広報班 編集部

制作会社で働くディレクター職にはどんなイメージがある?

突然ですが、皆さんは制作会社で働くディレクターやプロデューサー、サイト制作のプロジェクトマネージャー職に対してどのようなイメージがあるでしょうか。「残業が多そう」「有給休暇が取れなさそう」と感じている方もいらっしゃるかもしれません。

実際に、転職サイト『doda』が発表した2023年の職種別平均残業時間ランキングでは、プロデューサー・ディレクター職(出版/広告/Web/映像関連)が残業の多い職種1位に選ばれています(平均残業時間42.2時間/月)。また、厚生労働省が発表した「令和5年就労条件総合調査の概況(p.7) 」によると、イントリックスの同業界にあたる情報通信業の有給休暇消化率の平均は63.5%でした。

上記の結果は、BtoB企業のWeb制作やコンサルティング業務を行うイントリックスにも当てはまるのでしょうか。今回は、残業時間や有給休暇の実態を聞き出すべく、イントリックスでプロジェクトの進行管理を行うPM(プロジェクトマネージャー)とWebディレクター20名に匿名でアンケートを実施しました。当社のディレクション業務に興味のある方は、アンケート結果をぜひ参考にしてみてください!

 

結果は意外?残業時間・有給休暇消化率の実績をご紹介

アンケート結果を発表する前に、まずはイントリックス全体の残業時間・有給休暇の消化率における実績をご紹介します(データは2023年4月~2024年3月)。

まずは残業時間の実績です。2023年度の平均残業時間は、集計対象全体で22時間/月でした。月の営業日を20日とすると、1日の残業時間は1.1時間です。すでに取り上げたプロデューサー・ディレクター職(出版/広告/Web/映像関連)の平均残業時間が42.2時間/月であることを踏まえると、イントリックスの残業時間は前述した平均残業時間の約半分となっています。

次に、有給休暇の消化率について見ていきましょう。2023年度の有給休暇消化率の平均は、集計対象全体で78.95%でした。参考までに、2022年度はさらに高く、82.50%という実績が出ています。同業種の有給休暇の平均消化率63.5%と比べると、イントリックスの78.95%は15.45ポイント高いことが分かります。

 

実績の裏にはどんな背景がある?リアルな声を聞くために匿名アンケートを実施!

ここからは、「残業時間22時間/月」「有給休暇の消化率78.95%」という実績の裏にある背景を深堀りしていきたいと思います。

イントリックスには、過去に制作会社出身のPMやWebディレクターが多数在籍しています。これまでのキャリアにおける就業経験を踏まえて、PM・Webディレクター20名に、イントリックスの残業時間や有給休暇の実態に関する匿名アンケートに答えてもらいました。

「残業が多い」と感じている人は全体の5%。50%が「少ない」と回答

「イントリックスの残業時間についてどのような印象がありますか?」という設問に対して、「(残業が)少ない」と回答した人の割合は50%でした。「少ない」と答えた人の割合が最も高く、「多い」は全体の5%のみであることから、残業が少ないと感じている人が多いことが分かります。

イントリックスの残業時間のアンケート結果

どのような背景があってこのような結果が出たのかをひも解くために、アンケートのコメントを抜粋してご紹介します。

  •  月の平均残業時間が10時間以下。基本は定時で退勤できている
  • 年間でならすと1日の残業時間は1~2時間程度になっている
  • 全体的に定時で打刻している人が多いように見える
  • プロジェクトの状況によって忙しくなることはあるが、落ち着いているときは早く帰れる
  • 工数管理システムを使用しており、予定稼働時間に対して実際の稼働時間が大幅に上回った場合はPMに相談して調整できる環境がある
  •  1人あたりの担当案件数が常識の範囲内で、無理な割り当てがないように配慮されている

全体として、「残業は月平均で10時間以下」「プロジェクトの繁忙期を除けば定時で退勤できている」という声が多く挙がりました。同時に、工数管理システムの導入によって、特定のメンバーに負担が偏らないように担当案件数を調整していることが残業の少なさにつながっているのではないでしょうか。

「有給休暇が取りにくい」は0%。メンバー同士で業務タスクのバランスを見ながら取得できるとの声も

有給休暇についても、実績だけでは見えてこない率直な声を集めてみました! 「有給休暇は取りやすいと思いますか?」に対する回答結果は、「(有給休暇が取りやすいと)思う」が最多の80%でした。「思わない」と回答した人が0%であることから、イントリックスは有給休暇が取りやすい環境と言えそうです。

イントリックスでの有給休暇の取りやすさに関するアンケート結果

 

以下では、有給休暇に関するコメントの一部をご紹介します。

  •  同一プロジェクトの中でも忙しい時期と落ち着いている時期があるので、休みの調整がしやすい
  • プロジェクトを走り切ったタイミングであれば長期休暇も取得しやすい
  • 会社全体で有休取得に否定的な雰囲気がない
  • 有給休暇を取得する際は、同じプロジェクトのメンバーがサポートできる体制がある。反対に他メンバーの休暇の際は自分がサポートに回ることで、「困ったときはお互いさま」という気持ちで働けている
  • プロジェクトの繁忙期は休暇取得を避けるなど、お互いに配慮しながらスケジュールを調整できている

全体として「プロジェクトの繁忙期以外では有給休暇が取りやすい」と答えている人が非常に多いことが分かります。また、家庭の事情でやむを得ず休暇を取る場合は、メンバー同士で相談やサポートをし合える環境があることも働きやすさを感じるポイントと言えそうです。

どんなときに有給休暇を取得しているかのアンケート結果

さらに、「どのようなときに有給休暇を取得していますか?(複数回答可)」に対する回答では、「プライベートの予定」が100%でした。「体調不良などの突発的なお休みはもちろん、プライベートな休みの取得でも問題ない雰囲気がある」「家庭の事情により急きょお休みする際も、上司やプロジェクトメンバーを含めた周りの理解が得やすい。プライベートで旅行に行くための長期休暇も取りやすい」といったコメントがあることから、理由を問わず必要なときに有給休暇をしっかり取得できている印象がありました。

 

ほかにも次々に出てくる!イントリックスで働きやすさを感じるポイント

残業時間や有給休暇のほかに、「イントリックスのここが働きやすい!」と思うポイントを自由に回答してもらいました。その中でも特に多かった回答をご紹介します。

  • 仕事とリモートワークのハイブリッド勤務ができる
  • 出勤時間を3パターンから選べる時差出社制度がありがたい
  • 子どもが未就学の間は看護休暇が取得できる

特に多かった回答が、リモートワークができることでした。「就業時間の前後で家族のための時間が取れる」「その日の体調を考慮しながら働ける」などのコメントがあり、リモートワークが従業員満足度につながっていることがうかがえます。

次に多かったのが時差出勤制度です。イントリックスの時差出勤制度とは、勤務時間を8時~17時、9時~18時、10時~19時の3つの中から、毎日好きな就業時間を選択できる制度です。中でも8時~17時で働けることが好評で、「1時間残業しても18時頃に退勤して子どものお迎えや夕飯づくりができている」「プロジェクトやタスクの状況次第では17時に退勤できる。17時に退勤すれば病院の受付時間に間に合うので、退勤後の通院早退の考慮が可能に」といった声が上がっていました。

リモートワークと時差出勤制度についてはこちらの記事でも詳しく紹介しているので、興味のある方はご覧になってみてください!

また、制度面のほかに「穏やかで優しい人が多い」「フェアな社風で社長から新卒まで風通しが良い」など、社員の人柄や社風から垣間見える働きやすさを感じるという回答も複数ありました。編集部員もオフィスに出社した際に社員同士が和やかに会話をする姿を見かけることが多く、職種を問わずコミュニケーションがとりやすい雰囲気があることが伺えます。

働きやすい仕組みづくりとメンバー同士の配慮が、満足度の高さにつながっていた

以上のアンケート結果を振り返ると、ほとんどのPM/Webディレクターがイントリックスの環境に働きやすさを感じていることが見て取れます。そして、働きやすさの背景には、残業を常態化させない働き方や取り組みや、メンバー同士の配慮などがあることが伺い取れます。

また、このような働き方ができる背景には、上記で挙がった内容のほかにも、「プロジェクト開始時にPMやWebディレクターが各種作業のスケジュールを詳細に設定している」という点もあるかと思います。課題を抱えているお客さまに対し事前に細かくヒアリングを実施し、各工程でメンバーがメインで対応し始める時期、必要な作業期間、フィードバック対応期間などを考慮してスケジューリングすることで、十分な期間を確保しながらお客さまにご満足いただける成果物の制作を目指しています。

このように、イントリックスは働く仕組みづくりやメンバー間の配慮、プロジェクトへの取り組み方によって従業員満足度とお客さま満足度の両方を実現させていると言えそうです。「今の会社の働き方に悩んでいる」「産休・育休明けに職場復帰を検討しているが迷っている」「今より大型なプロジェクトにチャレンジしてみたいけど常に忙しいイメージがあるから不安」といったPM・Webディレクター職の方、ぜひイントリックスに一度ご相談ください。これまで培ってきたご経験を活かしたスキルアップと働き方が両立できる環境を、一緒に考えていきましょう!