BtoB企業にも注目してほしいInstagramの魅力
ちょっとした空き時間にSNSをちらっと見る人も多いかと思いますが、何をよく見ますか?
私は最近の流行であるSnapchatにはついていけず(笑) 依然Instagramをよく見るのですが、最近ついフォローしたくなる企業アカウントが増えたなと感じています。
その中でも、ファッションやインテリアなど親和性の高いブランドや雑誌などのメディアはアカウントを持っていることが多いのですが、BtoB企業のInstagramってどんなものがあるんだろう?と疑問に感じ、調べてみました。
そこで、個人的にこういうポイントを盛り込むとフォロワーが多くなるんじゃないかな!?というポイントも合わせて、BtoB企業のInstagramアカウントをご紹介したいと思います。
Instagramは一つのアルバム
企業にとってInstagramは会社と社員たちのアルバムです。会社のCSR活動をはじめとした様々な活動だけでなく、働いている様子、製品の様子、なんでもアルバムの1ページにすることができます。
また、どのアカウントにも共通することですが、一つ一つの写真ではなく、一つのアルバムととらえ、トーン&マナーを統一していると、フォロワーも増えやすいと思います。
優れた写真技術がなくても、いつも同じフィルターを使うだけでも統一感が出る点もInstagramが手軽な理由の一つです。
※トーン&マナーについてはこちらの記事も読んでみてください
→ Web担だからこそ知りたい!Web業界用語~トンマナ編~
自社のグッズをアピール
FedExのアカウントはいろいろなシーンで活躍するFedExの写真もありますが、FedExのグッズを身にまとった子供や動物の写真がかわいいんです。
つい、かわいいと思ってしまう写真にうまく自社のグッズも載せているところは真似しやすそうなポイントです。
イベントと関連づける
SalesForceのアカウントは一見特徴がないように見えますが、目を引くのがクリスマスやハロウィンなど、誰もが楽しみにしているイベントと関連付けた投稿です。
クリスマス気分でなんとなくわくわくしている日にたまたまこんなきれいなクリスマスツリーをInstagramで見たらなんとなくいいねしてしまいますし、ほかにもきれいな写真ばっかりだったらフォローしたくなりますよね。
なんとなくおしゃれな雰囲気
アメリカンエクスプレスはプロダクトプレイスメントを巧みに使っていて、自社のクレジットカードを景色やインテリアの中に溶け込ませています。
私もそうですが、きれいな景色や食事の様子など、なんとなく「おしゃれ」って感じてしまう写真のアカウントはフォローしてしまうことが多いのです。
そんなユーザー心理をうまくとらえていてナイスだな~!と思いました!
人気のあるタグを使う
インスタをやっている人ならだれでも使ったことがある「#TBT」というタグ。
Throwback Thursdayの略で、昔の写真を投稿して当時を振り返ってみようというタグです。
SiemensやBoeingではこのタグを使って自社の昔の写真を投稿しています。
エピソードもそえられていて、思わず「いいね!」したくなります。
スポンサー広告
今や当たり前となりつつあるインスタグラムのスポンサー広告枠。
効果が目に見えにくく期待できないと考える広報担当者も多いかもしれませんが、日本精工のように、動画の質が高かったり、人々の興味が集まるようなものであれば、作成した動画を流用することで、認知UPは期待できそうです。
スポンサー広告枠では“Learn More”というボタンよりWebサイトに直接飛ぶことができるのも特徴です。
また、最近は視聴数が表示されたり、動画の投稿が1分間に延長され、より、活用しやすくなったと思います。
Twitterとは違ったInstagramの魅力
Instagramでユーザーの関心を集めやすいのは、なんといっても写真や動画というところにあります。
同じSNSでも、Twitterは、文字なので”読む”という行為が発生しますが、Instagramは写真や動画なので気軽に見ることができる一方、インパクトを残すこともできるのではと感じています。
また、数枚の続いている写真からストーリーが感じられるのもプラスです。
興味のないものだったらさらっと通過できるけど、もし、それが少し目を引くものであれば、ついちょっと見てしまうし、いいなぁと思ってしまうこともある、それがInstagramの魅力ですね。
BtoBでももっと活用できるのではないでしょうか。