前評判ではラ・ラ・ランドが圧倒的!さあ、実際の結果はどの作品になることやら・・・楽しみです。
≪質問6 好きな映画への熱い思いをお願いします!≫
様々な回答がありましたが、中でも他の回答を圧倒する熱い思いのこもった次のコメントを代表として紹介させていただきます。
【映画タイトル:セブン】
「映画は大きく言うなら、セブン前とセブン後に分けることができる。特にサイコサスペンスは顕著にその違いを見て取ることができるだろう。それまでの刑事映画と言えば、ダーティハリーのような破天荒な刑事がマカロニウェスタンよろしく、銃をブッ放し、悪人を倒していくアンチヒーローものから(この流れはハリーからジョン・マクレーンに受け継がれたと個人的に思っている)、ビバリーヒルズコップのように80年代の軽薄な空気感をそのまま刑事物に落とし込んだ、軽口を叩きながらスタイリッシュに事件を解決していくコメディタッチのもの。おおまかにはこの二つである(正統派刑事物で言えば刑事コロンボが挙げられるが、あれはどちらかと言うと探偵物に近い)。これらを列挙してわかる通り、ストーリーもさることながら、登場人物の行動原理が非常に単純な勧善懲悪なものばかりである。セブンはこれらのどれでもない、刑事物にサイコサスペンスのエッセンスを取り入れるという、新境地を開いたのだ。
セブンの世界はすごく陰鬱な空気で満ち溢れている。それは常に雨が降り続く描写に代表され、そこの住人たちにはおよそ希望という言葉は当てはまらない(あの世界観はどことなくデリカテッセンやバートン・フィンクに通じるものがある)。また、映像手法も斬新である。銀残しによるコントラストの強い映像をノイジーにまとめた世界観は、セブン以後、さまざまな作品で多用されている。犯罪の動機もまたこれまでとは一線を画している。キリスト教の大罪を作品の世界観に持ち込み、それを主軸にした刑事物はセブンが初めてなんじゃないかと思う。極め付けはラストである。観る者に後味の悪さを残す刑事物を私はセブン以前で知らない。
このように、セブンはプロットや映像手法、コンセプトに至るまで、これまでになく、かつ後世の作品に多大な影響を与えた作品として、デヴィッド・フィンチャーの最高傑作であり、私自身にも多大な影響を与えた映画として挙げさせていただく。」
(Webディレクター)
≪質問7 その他映画へのご意見について≫
・記憶力がないので、1年も経つとあまり覚えてないのですが、その分新鮮な気持ちで毎回観れることが自慢です。(フロントエンドエンジニア)
・数年前から立川のシネマシティという映画館が熱いのでオススメです。(アナリスト)
・映画というか映画館ですが、立川シネマシティの6000万円スピーカーの爆音上映はおすすめです!「観る」というより「体感する」に近くて、映画館に行く価値を感じました。(フロントエンドエンジニア)
・3D、4Dなどでどんどんチケット代が高くなるけど、昼間公演や終了間際の作品などはチケットが安くしてくれると嬉しいです。(プロジェクトマネージャー)
・「君の名は」よりも「秒速5センチメートル」の方がいい。テーマが絞られているほうがいい。(システムコンサルタント)
終わりに
「セブン」への熱い思いを筆頭に、メンバーの意外な素顔を垣間見た映画アンケートでした。イントリックスのメンバーと話す機会があった際には、ぜひ、映画の話題を振ってみてください!
それにしても、映画って、本当にいいものですね。それではみなさん、サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ。
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