……と主観的な視点で、目に見えるもの中心に触れました。ここで、特に一押しのポイントを挙げます。
それは、チャレンジを応援する文化。社内制度に、「タブレット購入補助制度」「書籍購入補助制度」などが用意されているほか、正当な目的であれば、個人の新しい取り組み(講習会参加や新規事業提案など)にも、予算を投じて支援してくれます。
先日、エンタープライズ系CMSの有償トレーニングに、ナレッジ習得のため3日間行かせてほしいと申し出て、受講してきました。Web関連の知識は、IPAの情報処理技術者の資格試験で勉強した知識しかなく、業務コンサル出身で全くWeb未経験の私にとって、非常に貴重な機会となりました。
また、トレーニング参加後は社内勉強会を実施する機会を与えられ、プロジェクト(以下、PJ)をこなすかたわら、デジタルマーケティングの知見を深める活動も行いました。書籍やホワイトペーパーを精読するのはもちろん、当社が有する人的ネットワークを活用した現場の生きた知見に触れる機会を次から次へと得て、短期間でテクノロジー部門の人材として鍛えられました。
かつて私が在籍してきた大手企業では、経験しえなかった文化です。あらためて、イントリックスの素晴らしい風土だなと実感しています。
日本のBtoB企業の魅力を世界に伝えるビジネス
イントリックスに入社して約半年、多様な案件に携わりました。大手電気機器グローバルメーカーA社のWeb戦略策定、大手機械部品メーカーB社のデジタルマーケティングプラットフォーム企画構想、そのほかデジタル活用に関する問合せ対応や新規提案のため、複数の企業を訪問しました。
当初は、業務システム経験だけで仕事を始めることに、正直不安でいっぱいでした。しかし、Webやデジタルマーケティング基盤というフロントエンドにとどまらず、業務システムなどのバックエンドも含め、企業情報システムの全体観を意識してお話できるバランス感覚が、幸いお客様にとても喜ばれ、業務システム経験者らしいバリューを発揮しています。そして、さまざまな業種のお客様や異なるタイプの案件に同行や参画を重ねながら、上司の猪目やほかのマネージャーらがお客様企業に対し、日本のBtoB企業の魅力を引き出し、いかに表現するかを考え抜く姿に間近で触れてきました。
「魚の目に水見えず」。
中国のことわざにもある通り、お客様企業の強みは自社にとって当たり前で、当事者たちには見えていないかもしれません。イントリックスのビジネスは、お客様企業に潜在する可能性を探り、最適な施策を創出して、日本のBtoB企業の魅力を世界に広く伝える、とてもエキサイティングなものです。
個性あふれる愉快なチーム
前職で常駐先の複数現場に赴任した私が感じるに、イントリックスはオフィスで笑い声がよく聞こえるなと思います。執務中は当然、真剣に議論や会話を展開しますが、ちょっとした相談や質問の合間に和やかな談笑が聞こえるのです。PJの社内打合せが終わって自席に戻ってきたとき、隣席の矢島が上司の猪目とユニークな会話を交わしていました。
猪目「矢島君。それ、何の本?」
矢島「これですか。『筋トレが最強のソリューション』ですよ。この本は筋トレのバイブルで、オススメですよ! [延々と続く筋トレについての熱弁は省略]僕、筋トレは義務教育に入れたらいいと思うんですよね~」
猪目・田中「(爆笑)」
オフィス内は、PJに関わる話に限らず、多彩でコアな話題が飛び交います。私が所属するテクノロジー部門が、どんなところで、どんな人がいるかは、過去の記事「おしえて、猪目さん! (前編)~イントリックスの『テクノロジー部門』とは~」を見てお楽しみください。