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入社2カ月サッカー好きの新卒が、北海道からワーケーションしてみた

ゆるふわ
ゆるやか広報班 編集部
昨今、ワーケーションという言葉が当たり前に使われるようになり、制度として導入している企業も増えてきているかと思います。しかし、入社して間もない新卒が、飛行機に乗るほどの遠方まで行って、難なく利用できたケースはまだまだ珍しいのではないでしょうか。イントリックスには、その実績があります。私が証明です(笑)。どのように実現できたのか、ぜひご紹介させてください!

新卒でもワーケーションしていいの?

私、李(28│男性│東京在住│韓国人)は、サッカー観戦が大好き。休日にはよく自転車に乗って、都内のサッカースタジアムまで応援に行っています。J1、J2、J3といったリーグのカテゴリに関わらず、チームごとに違った個性を持つスタジアムの雰囲気を楽しんでいます。

一方、平日はというと、まだイントリックスに入社して2カ月の研修期間中。「はじめまして」の先輩方から、会社のあれこれや業務について教えていただいているさなかです。そんな時、好きなチームのひとつであるコンサドーレ札幌とサンフレッチェ広島の試合が、北海道の札幌ドームで開催されることを知りました。

試合自体は土曜日でしたが、私は日本に10年以上住みながら一度も北海道に行ったことがなく、可能であれば丸一日使って観光もしたいと考えていました。そんな時、社内オリエンテーションでワーケーションという制度があることを思い出したのです。土曜日は試合観戦、日曜日は一日観光して、月曜日にワーケーションを行い、終業後に帰京。翌日からは通常勤務にすれば、問題はないはず……!

【計画表】
金曜日 都内の自宅でリモートワーク→終業後に飛行機で北海道へ
土曜日 試合観戦、夜はジンギスカン!
日曜日 札幌市内観光&お寿司と札幌ビール園
月曜日 札幌でリモートワーク→終業後に飛行機で帰京し、日付が変わる前に帰宅
火曜日 都内の本社オフィスへ出社し、通常勤務

気分を高揚させながら、勝手に頭の中で計画を立てましたが、「実際問題、新卒がワーケーションを利用するのは歓迎されるのだろうか? 本当に気軽に使っていいのだろうか?」と一抹の不安を覚え、思い切って社内の担当部署に相談してみました。

すると、「月曜日の研修担当者に、業務上問題ないか確認が取れたら承認できますよ」とのこと。さっそく、研修を担当してくださる方にも相談してみると、「北海道? いいね! いってらっしゃい!」と、快諾してくださったんです。新入社員がワーケーションをしたケースは聞いたことがなく、ましてや私がそれをできるとは思わず、大変驚きました。

勤怠管理システムで行う申請もスムーズで、30分もかからずに承認が下りました。社内ポータルサイトに用意されていた、ネットワークセキュリティーなどについて書かれた「ワーケーションマニュアル」にしっかり目を通してから、いざ北海道へ!

北海道でサッカーを堪能し、北海道で仕事をする

コンサドーレ札幌のホームスタジアムは完全なドーム型。実はこれ、世界中のプロサッカーチームを見渡しても、とても珍しいものです。ピカピカと輝く外観の札幌ドームは、非常に美しい佇まいを見せています。

記事の冒頭に掲載した写真のように、ドームの中にピッチが広がっています。いつも屋外で観戦しているせいか、とても不思議な光景に見えました。残念ながらコンサドーレ札幌は負けてしまったのですが、貴重な思い出となりました。

会社の皆さんへ感謝の気持ちを伝えるためのお土産を物色していると、札幌ドームでしか買えない、「白い恋人」のコンサドーレ札幌版「赤黒の恋人」を発見! これは迷わず、お買い上げです。

翌日の日曜日は、回転寿司店、札幌ビール園などでグルメを堪能し、シェアサイクルで札幌市内観光も堪能しました。ニッカウヰスキーの看板で有名なすすきの交差点での撮影はお約束ですね。

 

さて、翌日はいよいよ宿泊先での業務です。前夜、念入りにネットワーク接続などをチェックしておいたため、当日はスムーズに始業でき、Web会議にも問題なく参加できました。

近所のラーメン屋さんでおいしい札幌味噌ラーメンをお昼にいただいたのち、午後には研修の課題の取り込みと進捗確認などを行い、退勤して空港へ。飛行機に乗って、日付が変わる前に無事帰宅できました。

新卒入社2カ月で利用したワーケーションのメリット

今回、ワーケーションを利用して、実際に感じたワーケーションのメリットを2点お伝えしたいと思います。

仕事をする場所を選ばないので、アクティブな趣味を持っている方でも、ワークライフバランスが実現可能

 まず、キャンプやサーフィン、アイドルやスポーツのファンなど、アクティブな趣味を持ち、遠くへ行くことが多い方にオススメです。ワーケーションを使えば、休日が終わる深夜に慌てて帰宅したりする必要がないため、身体への負担が少なく、仕事をおろそかにすることはありません。実際、私が月曜日に研修を受けた際には、ただ場所が違うだけで、通常の勤務と同じく元気な状態で臨むことができました。

また、休日の夜は帰宅時に交通機関や道路が混雑することも多く、帰るだけでも疲弊してしまいます。ワーケーションを活用するとオフピークに帰路につくことができるため、その点でも負担が軽減されると感じました。

仕事環境の変化は気分転換になり、仕事をしながらリフレッシュもできる

アクティブな趣味を持たない方にも、ワーケーションはオススメしたいと思います。というのも、仕事環境が変わるのは良い気分転換になると感じたからです。

私には読書と音楽鑑賞が好きな友人がいるのですが、彼はよくワーケーションを使ってテンプルステイ(お寺に宿泊し、お坊さんの修行も体験できるプログラム)をしています。他にも静かな旅館などへ行くそうですが、リフレッシュできる場所で、好きな音楽を聴きながらすると、集中力が上がると話していました。

今回の私のワーケーションはお寺や旅館ではありませんでしたが、いつもと違う環境での業務は新鮮な気分で取り組むことができました。

まとめ

人生初のワーケーションは、身も心もリフレッシュできた、とても良い体験でした。何よりもすばらしかったのは、帰宅後もポジティブなマインドを維持したまま、仕事ができたことです。これからも、ワーケーションをはじめ、ワークライフバランスのために活用できる制度は積極的に活用していきたいと思います。