さて、翌日はいよいよ宿泊先での業務です。前夜、念入りにネットワーク接続などをチェックしておいたため、当日はスムーズに始業でき、Web会議にも問題なく参加できました。
近所のラーメン屋さんでおいしい札幌味噌ラーメンをお昼にいただいたのち、午後には研修の課題の取り込みと進捗確認などを行い、退勤して空港へ。飛行機に乗って、日付が変わる前に無事帰宅できました。
新卒入社2カ月で利用したワーケーションのメリット
今回、ワーケーションを利用して、実際に感じたワーケーションのメリットを2点お伝えしたいと思います。
仕事をする場所を選ばないので、アクティブな趣味を持っている方でも、ワークライフバランスが実現可能
まず、キャンプやサーフィン、アイドルやスポーツのファンなど、アクティブな趣味を持ち、遠くへ行くことが多い方にオススメです。ワーケーションを使えば、休日が終わる深夜に慌てて帰宅したりする必要がないため、身体への負担が少なく、仕事をおろそかにすることはありません。実際、私が月曜日に研修を受けた際には、ただ場所が違うだけで、通常の勤務と同じく元気な状態で臨むことができました。
また、休日の夜は帰宅時に交通機関や道路が混雑することも多く、帰るだけでも疲弊してしまいます。ワーケーションを活用するとオフピークに帰路につくことができるため、その点でも負担が軽減されると感じました。
仕事環境の変化は気分転換になり、仕事をしながらリフレッシュもできる
アクティブな趣味を持たない方にも、ワーケーションはオススメしたいと思います。というのも、仕事環境が変わるのは良い気分転換になると感じたからです。
私には読書と音楽鑑賞が好きな友人がいるのですが、彼はよくワーケーションを使ってテンプルステイ(お寺に宿泊し、お坊さんの修行も体験できるプログラム)をしています。他にも静かな旅館などへ行くそうですが、リフレッシュできる場所で、好きな音楽を聴きながらすると、集中力が上がると話していました。
今回の私のワーケーションはお寺や旅館ではありませんでしたが、いつもと違う環境での業務は新鮮な気分で取り組むことができました。
まとめ
人生初のワーケーションは、身も心もリフレッシュできた、とても良い体験でした。何よりもすばらしかったのは、帰宅後もポジティブなマインドを維持したまま、仕事ができたことです。これからも、ワーケーションをはじめ、ワークライフバランスのために活用できる制度は積極的に活用していきたいと思います。