IT企業で働く人はどんな資格を持っている?イントリックス社員の保有資格をご紹介
目次
イントリックスNo.1の資格数を持つITコンサルタント
――どんな資格を持っていますか?
・ITIL Foundation
・ITIL Intermediate SOA
・ITコーディネータ(ITC)
・プロジェクトマネジメント・プロフェッショナル(PMP)
・米国NLP協会認定 NLPプラクティショナー
・米国NLP協会認定 NLPマスタープラクティショナー
・AWS Certified Cloud Practitioner
・初級システムアドミニストレータ
・メンタルケア心理士
・PADI アドバンスドオープンウォーター
――業務で必要になった資格、役に立っている資格はありますか?
保有資格は、業務で差し迫り取得していませんが、やはり役に立っているものはあります。
まずは「プロジェクトマネジメント・プロフェッショナル(PMP)」ですね。体系化されたプロジェクトマネジメント手法(PMBOK)に基づく国際資格です。この知識を用いることで、プロジェクト運営のさまざまな局面において、まず「PJ進行上のあるべき論」に基づくマネジメントが可能になります。そこを起点に、状況や現場に沿う形で進行方式を柔軟に調整することができるようになります。
「ITIL (Information Technology Infrastructure Library)」も活用していますね。こちらはITに特化したベストプラクティス集で、IT導入にまつわる「戦略~設計~移行~運用~PDCA」という一連のプロセスを体系化したものです。ITコンサルタントとして業務を行う上での原理原則として使えます。
また、業務では俯瞰的・体系的に物事を捉えることを常々意識していますが、その点において「ITコーディネータ」の知識はビジネスプロセスを俯瞰視・体系化する上でとても役に立っています。
ちなみに、「アドバンスドオープンウォーター」はスキューバダイビングの資格です。
――今後取りたい資格はありますか?
COBIT(ITガバナンスに関する体系的知識)に興味があり、いろいろ調べつつも手が出ていないところです……。
ロシア語もできるITコンサルタント
――どんな資格を持っていますか?
・SAPコンサル資格(FI/CO)
・ 簿記2級
・ 基本情報技術者
・ AWSソリューションアーキテクトアソシエイト
・ ロシア語検定2級
この他に、応用情報技術者の結果が2022年12月に出ます……!
――これらの資格を取った理由は何ですか?
「SAPコンサル資格(FI/CO)」「簿記2級」は、前職で会計系基幹システムを扱っていたためです。業務で必要というよりは、経験のない若手の自分に箔をつけるためにとった記憶があります。
「基本情報技術者」も業務的に必要というわけでなかったのですが、業務から経験的に知識を増やしていくと内容が偏るため取得しました。このあたりの資格が、体系的に勉強するための知識分野が網羅されています。
「AWSソリューションアーキテクトアソシエイト」は、なんとなくの知識で散発的に調べながらでも仕事は進みましたが、サービス仕様を体系的に理解できたり、調べる際の引き出しが増えたりするといいなと思って取得。結果的に知識の整理にもなったと思います。
ちなみに「ロシア語検定2級」は学生の頃の専攻の関係で取得しました。
―― 今後取りたい資格はありますか?
「ITストラテジスト」です。システム開発の上流、事業計画段階から参画して、経営者目線でIT戦略の立案、推進を行うための資格です。ITコンサルタントとして仕事をする上でフレームワークを持っていると便利かなと思い。
あとは「利酒師」ですね、日本酒好きなので(笑)。
心身ともに健康がモットーのプロジェクトマネージャー
――どんな資格を持っていますか?
・上級ウェブ解析士
・Googleアナリティクス個人認定資格(GAIQ)
・情報処理検定
・Webクリエーター能力検定
・日商簿記検定
・MOT(Microsoftのインストラクターの資格で、現在はMCTに統合)
――イントリックスの業務で必要になった資格はありますか?
「上級ウェブ解析士」と「GAIQ」ですね。イントリックスでは調査業務や提案時に役立っていて、Webコンサルタントとして必要なスキルを体系的に取得できます。「ウェブ解析士」はデータでマーケティングができる専門家の資格ですが、「上級ウェブ解析士」はその知識をアウトプットできるコンサルティングスキルを有することを表します。
他の資格は、当時就いていた仕事で必要だったのと、Office全盛期で周りも関連資格の取得に夢中になっていた頃に取得しました。
―― 今後取りたい資格はありますか?
野菜ソムリエです。夏、宮古島を旅してから7種類の食材をまんべんなく取り入れる食事にはまっています。
少林寺拳法もできるインフォメーションアーキテクト
――どんな資格を持っていますか?
・上級ウェブ解析士
・少林寺拳法初段
――イントリックスの業務で必要になった資格はありますか?
業務上必須というわけではありませんでしたが、「上級ウェブ解析士」は自分にとっては必要だと感じ、取り組みました。デジタルマーケティングの拡大に伴い、情報設計の基礎として体系的にデジタルマーケティングの知識をインプットしたかったからです。実は1ヶ月前(2022年10月)に取得したばかりなのですが、今まで「点」で持っていた知識が「線」でつながり、自分の中で納得感が生まれました。
――ちなみに少林寺拳法は……?
学生時代、体育会系の部活が開催した新歓演武会で見て「カッコイイ!」という直感だけで入部したことがきっかけで持っています(笑)。
――今後取りたい資格はありますか?
人間=ユーザーにとって使いやすいUX/UIデザインやシステム開発等を行う「人間中心設計専門家」です。過去何回かチャレンジしましたが、応募前の書類作成段階で「自分じゃまだまだ経験不足だ……」と断念してしまいました。これまでの自分がやってきたことの集大成として振り返ることがそろそろ必要かなと思っているので、近いうちに再チャレンジするかもしれません。
動物の資格持ち過ぎの総務
――どんな資格を持っていますか?
・福利厚生管理士
・SNSリスクマネジメント検定
・初級SNSマネージャー
・愛玩動物救命士
・愛玩動物飼養管理士2級
・ペット看護士/ペットセラピスト
・ペットホテルスタッフ初級/認定ホテルスタッフ
・ペットビューティスタイリスト/トリミングマスター
――イントリックスの業務で必要になった資格はありますか?
まったく別の職種から総務になったので、入社1年目は福利厚生について勉強したいと考え、「福利厚生管理士」を取得しました。これは職場の福利厚生に関する知識とノウハウを身につけ、適切なアドバイスを行える人の資格ですね。福利厚生は常にアップデートを検討する余地があるので、「福利厚生管理士」は日常的に活用していると言っていいと思います。
2年目にはSNSチームで責任を持つ立場になったのですが、普段SNSにまったく触れない人間だったので、「これは勉強しないといかん」と思い、「SNSリスクマネジメント検定」「初級SNSマネージャー」を取得しました。SNSに関する基礎知識や炎上リスク回避のための資格で、日々のSNS投稿に対するリスクマネジメントとして日常的に活用しています。
――挙げたもの以外の資格を取った理由は何ですか?
ペット関連の資格保持者は、IT業界では珍しいかもしれませんね。以前ペット業界で働いていたことと、動物好きが高じてたくさん取得しました(笑)。現在は動物関連のボランティア活動で役立っています。
―― 今後取りたい資格はありますか?
防火・防災管理者の国家資格を取得する予定です! 会社で必要なので(笑)。
育児の合間に勉強したフロントエンドエンジニア
――どんな資格を持っていますか?
・IPAの基本情報技術者
――取得した理由は何ですか?
育児休業中にちょっとした時間的な余裕があり、IPA の基本情報技術者試験を受験しました。試験で求められる知識・技能については、それまでに習得していたものがほとんどで特別新しい学びがあったというわけではありませんでしたが、体系的に整理する良い機会になりました。また、正解のある問題を解くということは、安心や自信につながるな~と感じました。(普段の業務や日常生活では、正解があることは少ないので……)。
TOEIC900点でも老後が心配(?)なプロジェクトマネージャー
――どんな資格を持っていますか?
・TOEIC900点
――どのように業務で活用されていますか?
時折、クライアントの海外メンバーの方々へCMSの使い方を英語でレクチャーさせてもらっています。
――今後取りたい資格はありますか?
英検の受験を始めて1級取得を目指しています。老後(退職後)に英語スキルを活用するため、2022年に入ってから自腹でベルリッツでレッスンを受けてます(とにかく老後が心配)。
手話もできるリクルーター
――どんな資格を持っていますか?
・初級SNSマネージャー
・手話検定
――イントリックスの業務で必要になった資格はありますか?
「初級SNSマネージャー」は、採用広報関連でSNSを活用するために必要だったので取得しました。SNS発信に関する注意点や媒体特性を理解する上で役立っています。
――手話検定はどのような理由から取得しましたか?
もともと接客サービス業を極めるためにコミュニケーションについて学びたいと考えていて、某大手ファーストフードチェーンの接遇研修とテストを受けたこともあるくらいでした。その上で、障害を持つ方々に対しても平等にサービスを受けてほしいという思いから手話検定を取得しました。
――今後取りたい資格はありますか?
・サウナ・スパ健康アドバイザー
・サウナエキスパート
・パンジェルジュ
・ビジネス・キャリア検定
と、たくさんあります(笑)。
大型特殊免許の取得歴がある営業事務
――どんな資格を持っていますか?
・DTPエキスパート
・CG検定
・色彩検定
・フードコーディネイター
・大型特殊免許(更新していないのですが……)
――これらを取得したきっかけは何ですか?
「DTPエキスパート」や「CG検定」は、デザイン系の専門学校に通っていた時に取得しました。DTPに「QuarkXPress」というソフトを使っていた時代ですね。製作業務がアナログからデジタルに移り変わるさなかで、当時は「CGクリエイター(現・CGアーツ検定)」と「色彩検定」をセットで受けるのが旬でした。色の組やわせや配色で与える印象などを学べる「色彩検定」は、現在のWeb製作でも役に立つと思います。
ちなみに「フードコーディネイター」は「取得したらおしゃれになれるのでは」という軽い気持ちで取ったのですが、私の場合は結果的におしゃれにはなれませんでした……。
――大型特殊免許を持っていたことがある人も珍しいですね。
フリーの時代、もし食いっぱぐれたら地元で除雪の仕事をしようと思って取得しました。
――今後取りたい資格はありますか?
日ペンのボールペン習字講座です。字が下手なことが最大のコンプレックスで、未だに会社への郵送物の宛名などは夫に書いてもらっています。
コーヒーを極めたいプロジェクトマネージャー
――どんな資格を持っていますか?
・色彩検定2級・3級
・米国のカレッジでGraphic Designのコース修了
――これらを取った理由は何ですか?
米国に留学してGraphic Designの勉強をする前に、日本にいる間にできることから勉強しておこうと思い、先に「色彩検定2級・3級」を取得しました。
――今後取りたい資格はありますか?
完全に趣味の領域ですが、コーヒーに興味があるので、それに関する資格の取得を目標にしてもいいな、と思っています。例えば「コーヒーマイスター」ですね。コーヒーの味を極めるため、豆の加工や抽出方法が味にどう影響するのか理解したいです。
メンバーが既に保有している資格も幅広く興味深かったのですが、それ以上にこれから取得を目指している資格が個性的でした。ただ、ほぼメンバー全員と話してみて一番感じたことは、「イントリックスは無資格でも十分プロフェッショナルとして活躍できる職場」だということです。大切なのは単なる資格の有無ではなく、常にアンテナを張って最新の情報をキャッチし、うまずたゆまず自身をアップデートし続けることではないでしょうか。