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新入社員の頼れる味方!「メンター制度」でリモートワークも怖くない

イントリックスのこと
益子 萌

コロナ禍以降、社内DXを推進し続けてきたイントリックスは、現在リモートワークを主流とした働き方を行っています。リモートワーク環境で重要なのが社内コミュニケーション。特に、右も左もわからない新入社員には、手厚いフォローが必要です。

イントリックスでは、リモートワーク導入以前から、新入社員一人につきベテラン社員一人が付き添う「メンター制度」を用意しています。今回は、実際に制度を体験した3人に、メンター制度に対するリアルな生の声を聞いてみました!

今回お話を聞いた3人
・ Oさん
生まれた時から動物が大好きなWebディレクター。プレーリードッグの飼育歴は20年以上
・ Iさん
ハマると突き詰めるタイプのWebディレクター。現在は愛猫にすべてを捧げている。
・ Tさん
ディズニーが大好きなフロントエンドエンジニア。ディズニー大好きすぎてカメラにも詳しい。

メンターは「頼れるお姉さん」

――メンター制度があると知って、また実際に活用してみて、どのように感じましたか?

Oさん:初めてメンター制度について聞いた時は「えっ! こんな手厚い制度があるの?」と驚きました。初回は雑談も交えながら楽しく話すことができました。

Tさん:コロナ禍で対面でのコミュニケーションが難しい時期に入社したこともあって、メンター制度があることには安心感を覚えましたね。最初はとても緊張しましたが……(笑)。

Iさん:私のメンターは女性の先輩社員さんでした。頼れるお姉さんという感じで、安心してお話できました。

――メンターとの距離感は、面談の回数を重ねるにつれて徐々に縮まっていきましたか?

Oさん:私の場合、共通の趣味があったおかげで初めからフレンドリーでした。

Iさん:趣味が同じだと馴染みやすいですよね(笑)。私は趣味こそ全く被らなかったんですけど、普通に日常会話が弾みましたよ!

Tさん:たまたま共通の知り合いがいたこともあって、雑談をたくさんしていただけたのも大きかったですね。

――仕事のことだけではなく、お悩み相談や雑談もされたんですね。

Oさん:「これは誰に聞けばいいんだろう?」と迷ったことはいったんメンターさんに相談して、次のアクションを教えてもらいました。Iさんも言っていましたが、保護者というよりはお姉さんって印象でしたね。

Iさん:私も仕事に対する不安や弱音をたくさん聞いてもらいました。職種や参加プロジェクトが違っても気軽に話せる先輩ですね。

Tさん:そうそう、メンターであれば話せる内容の幅が広がりますよね。私も多岐にわたっていろいろな話を聞いてもらいました。

 

「卒業後」も続くメンターとの良好な関係

――メンター面談の期間は基本的に新卒が1年間、中途が3ヵ月間と決まっています。皆さんはすでに面談期間は終えていますが、今でもメンターとの交流はありますか?

Tさん:今でもいろいろと相談させていただくことが多いです。部署が違うので接点は減りましたが、時おり声をかけていただいたり、楽しくお話したりと交流が続いていますよ。

Oさん:実務のことはWeb会議で画面共有しながら丁寧に教えてくださいましたし、時には愚痴や体調面の相談も聞いてもらいました。ただただ仲良く雑談することも結構ありましたね。

――メンターとの関係がドライではないことがよく分かりました。逆に皆さんがメンターになったら、お相手にはどんなふうに接したいですか?

Iさん:やっぱり自分のメンターだった方をお手本にさせていただきますね。どんどん相談してもらえるような雰囲気作りにも気をつけたいです。

Tさん:私も同じかな。とても助けていただいたので、自分が同じくらいできるかと言われると難しいですが……。でも、そんな私だからこそ、お相手の立場に立ってイメージできる部分もあると思います。

Oさん:物知りでもなければ説明上手でもないですが、寄り添う姿勢は大事にしたいなと思います。自分が当たり前のように行っていることでも、新入社員さんにとっては未知の世界だったりしますもんね。だから、入社時に自分が困ったことや解決方法などはしっかり伝えたいと思います。

――ちなみにメンター制度はこれからも続けるべきだと思いますか?

Tさん:続けるべき! リモートワークなら絶対に必要です。

Oさん:リモートワークだと、近くの人に聞いてみるとかできないもんね。あとは、他者との継続的な接点を作って、人間関係を構築する上でも重要です。

Iさん:些細なことも気軽に聞けるメンターの存在はやっぱりとても大きかったし、日常会話まで付き合ってもらえるのが、小さいことかもしれませんが入社当時にとても支えになりました。

Tさん:リモートワーク主体の環境では、毎日リアルで会っていた時より孤立してしまうリスクが大きいと思います。でも、一定時間コミュニケーションを取ることを目的とした場があることで、不安や困ったことが少しでも減るだけではなく、そこから人間関係が広がっていくこともありますよね。

Oさん:そう思うと、改めて私のメンターを務めてくださった方に感謝したいですね。毎週金曜日のメンター面談は私の楽しみでした!

「災い転じて福となす」ということわざがありますが、英訳すると“when life gives you lemons, make lemonade” となるそうです(直訳:人生があなたにレモンを与えるなら、それでレモネードを作れ)。

レモンは英語のスラングで「欠陥(=災い)」という意味があります。メンターは、レモンという悩みを持ってきた相談相手に対して、「水」というヒントと「砂糖」というアドバイスを与えられる知恵が必要ではないでしょうか。できあがったレモネードで一緒に乾杯し、笑顔が見られるまでとことん膝を突き合わせる。イントリックスのメンターは、そんな利他の愛を持っている人たちです。