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【PMインタビュー】理想と現実の両方を見る、戦略系プロジェクトマネージャーという仕事の醍醐味

対談・インタビュー
ゆるやか広報班 編集部
新卒でイントリックスに入社し、2023年で7年目を迎えるWebコンサルタント兼プロジェクトマネージャー(PM)の道場一統さん。理想と現実を両立させた戦略を常に心がけているという道場さんに、戦略を軸とするプロジェクトマネージャーの仕事についてお話を聞きました。

イントリックスに入社したのは、複雑なものづくりがしたかったから

――道場さんは新卒でイントリックスに入社されましたが、入社の決め手は何だったのでしょうか?

道場:「巨大で複雑なものづくり」に携われると思ったからです。きっかけは、さかのぼること7年以上前の就活フェアですね。他のWeb制作会社のブースでは、「カッコいいWebサイトを作る」という話をされることが多かったのですが、イントリックスは「いかにお客様のビジネスの課題を解決するか」が話の中心でした。自分たちもお客様の1つのチームとして中長期的に取り組み、場合によっては「それはやらない方がいいですよ」と提案したりもする……という話を聞いて、考えることと作ることの両方を手掛ける面白さに惹かれました。

道場一統(どうばかずと)。Webコンサルタント、プロジェクトマネージャー。2017年にイントリックスに入社後、主にWebサイト全体の調査戦略や戦略実行フェーズでのプロジェクトマネジメントを担当。現在はコンサルティング&PM課の課長として活躍。自室はガジェットと電子楽器で足の踏み場もない。

道場:もともと趣味で音楽制作をやっていたんですよ。ただ、音楽制作って曲を作るだけじゃなくて、PVにする映像を撮ったり、CDジャケットを作ったり、SNSで集客したりと、意外と作曲以外にやることがたくさんあって、最初は正直面倒だと感じていました。

しかし、自分とは異なる専門分野の人々と協力してそれらをつくり上げていったら、とても充実した達成感が得られたんです。自分一人だけでの制作ではなかなかできない、大きなものづくりができたことが理由かもしれません。それがきっかけで、大勢の人が関わるものづくりの道に進みたいと思うようになりました。

ーー入社後は、どのようなキャリアを歩んできましたか?

道場:最初はアナリストから始まりました。アナリストと言っても、データを基にした理想の戦略の話だけをしていたわけではないんです。戦略策定の後に制作が続く以上、制作の現場のことをわかっている必要があるんですね。なので、例えば製品の写真を撮るカメラマンのアシスタントや、進行管理を行う先輩Webディレクターのサポートなどもこなしました。ある意味、何でも屋のようでしたね(笑)。

でも、この経験が、今のWebコンサルタントやプロジェクトマネージャーの仕事に活かされています。立てた戦略を実行する際に、実際に制作フェーズで発生する作業やその難度まで把握していないといけません。実現が困難な戦略をお客様に提案しても意味はないですよね。そういった「リアル」を知る意味でも、現場に近い経験をしていて良かったと思っています。

お客様のためになる提案ができた瞬間が仕事の醍醐味

――現在はどのようなお仕事をされていますか?

道場:今は、 Webコンサルタントとプロジェクトマネージャーの両方を担当しています。ビジネス上の課題に対して、Webで何をすべきかはっきりしていないお客様に対し、現況や商材との相性などから「デジタルを活用して実現すべきこと」という戦略を固めていくのがWebコンサルタントとしての仕事です。

例えば、デジタル活用を進めようとしているお客様から「とりあえず日本語Webサイトのリニューアルをした方がいいんじゃないかと考えている」という相談があったとします。しかし、蓋を開けてみると日本語Webサイトのリニューアルではなく、グローバルを含めたWeb活用そのものの見直しが必要であるケースや、ECサイトの構築や集客を目的とした広告を打つなど、もっと具体的な施策に落とし込んだ方がいいケースもあります。必要なことは何か、どこから取り組むべきかをお客様と一緒に考えていきます。

こうして決定した施策を、具体的なプロジェクトとして実行に移す際に進行管理も行います。この進行管理がプロジェクトマネージャーとしての仕事ですね。

 

ーー仕事で大変だと思うところは何ですか?

道場:私のような戦略系プロジェクトマネージャーの場合、ゴールが決まっていないことです。

戦略の立て方次第で、全世界のサイト群をリニューアルすることになったり、ある事業の1ページだけをリニューアルすることになったりします。そもそもサイトではなく、システムに手を入れる可能性だってあります。イントリックスがお客様から重宝されるのは、ゴールに振れ幅があるプロジェクトにも対応できるからだと思いますが、AなのかBなのか正解がわからない話を現実的にまとめていくところが一番大変です。

でも、デジタルをどう活用していいか悩まれているお客様に、実現可能でプラスになるようなことを提案できた瞬間はうれしいですね。

例えば、事業部のサイトリニューアル支援のご依頼をよくいただきますが、事業部の方から信頼を得られていない状態からスタートすることがあります。でも、そこからお客様のビジネスを後押しする提案ができると、最後には「よく我々のビジネスを理解して現実的な戦略に落とし込んでくれました」と言っていただけます。その瞬間が一番やりがいを感じます。ちゃんとお客様のためになる仕事ができたんだって思えますね。

片目で理想を、片目で現実を見る

ーーイントリックスのプロジェクトマネージャーにはどんな人が向いていると思いますか?

道場:難しいですが、片目で理想を、片目で現実を見られるような人でしょうか。私自身は、あくまでお客様が実現可能な施策に一番価値があると思っています。一方で、お客様だけで実現できるならば、イントリックスが入る価値はないですよね。そこよりもちょっと上にある理想を見る視点が必要だと思います。

実際には、「完全な理想形」「理想形にたどり着くまでに少し無理をしないといけない段階」「今できる現実的なこと」といくつかの段階があります。それらを地続きで考えられる人は、戦略系のプロジェクトマネージャーに向いていると思います。

――スキル面では、どんなスキルが必要なのでしょうか?

道場:私の仕事は、ソフトスキルの集合体だと思います。まず、複雑かつ巨大なものを整理する力が必要です。例えば、膨大なページ数のWebサイト群の戦略を立てなければならない時、考えるべきテーマを整理して5つくらいに絞るような能力が求められます。

その上で、お客様に説明して納得してもらい、合意を得る力も必要です。場合によっては、5つに整理したうち、まずは1つだけ頑張りましょう、という話をすることもあります。やるべきことを整理して、現実的な話としてお客様に納得していただく、お客様目線を持てる人が良いのではないでしょうか。

ーーありがとうございます。最後に、道場さんにとってのイントリックスの魅力を教えてください。

道場:フラットな組織であることですね。最初にそう感じたのは、冒頭でお話した入社前の就活フェアです。当時の自分から見ても、ブースにいたデザイナーやWebディレクターなど、立場や職種が異なる人たちが垣根を作ることなくフラットに接していました。「プロジェクトを取り、みんなでお客様を喜ばせれば勝ち」みたいな、ゴールに対して全員が走っている空気がイントリックスの大きな魅力だと思います。