「誰と働くのか」を就活の基準に選んだ、イントリックスという会社
「これだけありのままの私で臨めたのだから、これで落ちたら本当に縁がなかったんだ」
CFNの会場でイントリックスの一次面接を受けた日、就職活動の中で初めて達成感を味わい、帰りの新幹線でぼんやり外を眺めながらそんなことを思いました。
面接官が私の本質や原体験を深掘りしてくださり、それに対して私自身もありのままの私で面接に臨むことができたことが嬉しく、またロジカルに私の話をまとめつつも、お話しやすい空気感をまとっていた面接官に「この人と働いてみたい」と直感的に感じていたため、「これでご縁があれば、この会社に行こう」とも思ったのを昨日のように覚えています。
幸運なことにこの後もご縁が繋がり、2023年4月に私はイントリックスへ入社しました。現在はお客様のWeb戦略の構想をご支援するコンサルティング部にアナリストとして所属しています。先ほどご紹介した1次面接に次いで、2次の際にも面接官に全く同じ理由から「この人と働いてみたい」と感じたのですが、その念願が叶い、当時の面接官お二人が率いる部・課への配属となりました。
私はイントリックスの最大の魅力は人にあると考えています。この記事では私がイントリックスに出会った経緯や、入社前後でのイントリックスへの印象、そしてアナリストとしてのお仕事についてまで、イントリックスの「人」をキーにご紹介できればと思います。
アジアゾウがきっかけで学んだサステナビリティ
子どもの頃からアジアゾウが好きで、野生のアジアゾウが見てみたいという思いだけで参加した高校のマレーシア研修。美しいジャングルの一画にあるアブラヤシのプランテーション畑に近づく野生のゾウに警備隊と思わしき方が威嚇射撃をする光景を、ジャングルの中に流れる川をボートで下りながら見ました。その光景は高校生の私にはあまりにも鮮烈で、その経験がきっかけでサステナブルな社会とは何かに興味を持ちました。
大学ではサステナビリティを専攻し、文化、社会、言語、経済、環境、倫理など多角的な切り口からサステナビリティという概念に触れ、大学後期は特に政治や教育という観点に着目して学んでいました。
大学の学びを経て、今の私はサステナビリティのことを「長い目で見た時に、より多くの人にとって良い選択」を指すのだと考えています。ただ、これは私が見つけた答えの一つであり、完璧な答えでもないのだろうとも考えています。
答えのない「サステナビリティとは何か」の問いに、さまざまな学問の観点を用いて自分なりの答えを作っていく学びの過程がとても面白く、特に前線となる現場に興味を持ったため、海外研修で地域開発の現場を訪れる、サークル活動の一環で日本の難民支援団体に携わるなどの活動に参加していました。それらの経験の中で「サステナビリティとは何か」という問いの本質に近づくほどに、世の中の仕組みや、未来の創造の重要性に気づかされ、アメリカ留学中は政治学や、国際関係学を学びました。
サステナビリティを学んでいた私がWebコンサル業界に飛び込んだ理由
ここまで読んでいただいた方はお気づきかと思いますが、私は大学ではほとんどITにも、マーケティングにも触れる機会がありませんでした。そんな私がなぜイントリックスに応募することを決めたのか、理由は3つあります。
まず1つ目に「教科書のない世界」という言葉にときめきを感じたからです。大学での「サステナビリティとは何か」という答えのない問いに対して自分なりの答えを作っていった学びに感じていた面白さを、次はお仕事で感じたいという思いで、ほとんどバックグラウンドのない世界に飛び込みました。
また、2つ目にデジタルをソリューションにして企業の魅力を発信するお手伝いをすることで、企業活動をサステナブルにするご支援ができるのではないかと考えました。当社の「INTERNETで日本のINDUSTRYをINNOVATEする」というミッションが、自分の中で本質的なサステナビリティと結びついたように感じました。
さらに3つ目として、塾講師のアルバイトをする中で、誰かのために粘り強く働く面白さを感じました。今度はビジネスのフェーズで誰かの伴走をし、一緒に未来を作るお仕事がしたいと考えたことでコンサルタントという職種に興味を持ちました。
イントリックスの「人」との出会い
イントリックスについてはCFNの事前準備として調べていましたが、直接の出会いとなったのはCFNの会場でした。
事前準備の際には既にエントリーを決意していたのにも関わらず、会場の熱気に圧倒されてブースの様子を少し遠くからうかがっていた私に声をかけてくださったのが、イントリックスのブース担当だった社員の方でした。これがイントリックスの「人」と触れた最初のきっかけでした。
冒頭にご紹介した通り、この後一次面接を受け、それが最終枠だったこともあり、帰りの新幹線では既に頭の中がイントリックス一色で、この「ゆる広」を読みながら帰宅しました。
続く二次面接でもイントリックスへの印象は全く変わりませんでした。就職活動中、ずっときれいな言葉を並べるばかりで、本心で話すことができた手応えをなかなか覚えることができずにいました。しかし、イントリックスの面接官のロジカルな話し方と、相手を緊張させない空気づくりのおかげで、ありのままの自分を表現することができたのです。それが、就職活動で初めて味わえた達成感、そして「この人たちと働いてみたい」という思いにつながったように感じています。
最終面接や、オファー面談でお話しする方が変わってもその印象は変わりませんでした。イントリックスの面接の際はいつも初めの緊張が面接の間でほぐれていき、素の自分で臨むことができました。「この会社の空気感が自分に合うような気がする」という直感を信じて、イントリックスへの入社を決めました。
印象が変わることへの不安は杞憂に
内定をいただいてから、入社までの期間は「人」を最大の理由に入社を決めてしまったことで、入社後の印象の変化に怖くなることもありました。しかし、それは杞憂だったことが入社後すぐにわかりました。
イントリックスでは入社後の研修で2カ月をかけて、戦略、システム、デジタルマーケティング、設計、制作、運用など一連のイントリックスの業務にかかわる部署で研修を行います。はじめは同期入社がいなかったこともあり、不安がありましたが、どこの部署の研修でも先輩方が温かく迎えてくださって、「人」の優しさに触れた2カ月となりました。
コンサルティング部を希望した理由
就職活動中からコンサルタントを志望していました。2カ月の研修でさまざまな職種に触れる中で、コンサルタントを目指す理由を改めて考えたのですが、自分の今楽しいと思うこと、これから身に着けたいことの両面で合致したのが、現在所属しているコンサルティング部でした(イントリックスは2023年8月に組織改編を行い、それに伴い私の所属もマーケティングストラテジー部門からコンサルティング部に変わりました)。
配属後の現在はアナリストとして働いています。アナリストとは、特に戦略構想段階のプロジェクトで調査などを行うポジションを指します。私も実際に、Webサイトの改修プロジェクトで対象サイトの現在の姿や、ベストプラクティスと呼ばれるあるべき姿についての調査を行っています。コンサルタントへの道のスタートを切ったばかりですが、新たな知識や経験との出会いの連続の日々は刺激的で、就活生の頃考えていたよりもずっと楽しく過ごしています。
入社してから研修やプロジェクトで多くの方と関わり、「自分もこんな力を身につけたい」と目標にする方がさらに増えました。特に今は同じ職種の先輩方の背中を追うばかりで、その距離の遠さに背筋が伸びる思いですが、いつかその先輩方の荷物を一緒に背負って走れるように、そして自分自身が社内外の方から「この人と働き続けたい」と思われる人間になることが今の目標です。
就活生のあなたへ
イントリックスに入社してから、採用活動の一環で就活生の方にお会いする機会が何度かありました。その際に必ずと言っていいほど質問していただくのが、「何を基準に会社を選んだか」ということです。
この質問には人の価値観の分だけ答えがあるのだと思いますが、「何をするか」と同じく、もしくはそれ以上に「誰と働くか」が私にとっては大切でした。あの時、自分の直感を信じて「誰と働くか」を優先してよかったと感じています。
もちろん、就職活動のみで企業の全てを知ることは難しいです。しかし、コミュニケーションを重ねれば必ず見えてくる企業それぞれの空気感というものはあると思います。ぜひ機会があれば、ご自身の志望する企業の方に触れる機会を持ってみてください。皆さんがご自身の直感が反応する企業と出会えることをお祈りしております。
そして、その企業がイントリックスで、一緒に働ける日が来れば何より嬉しいです。