浜松ホトニクスでは、スマートフォンなど身近な製品から先端医療・学術研究を支える製品までの幅広い分野・用途に向けて光センサ、光源、計測装置、画像解析システムなど多種多様な製品ラインナップを展開しています。そのため、さまざまなユーザーを想定して、それぞれに“最適な情報提供のあり方”を検討する必要がありました。
リニューアル以前のWebサイトはカタログ的な活用にとどまっていました。デバイスやモジュールなどの「部品」と光学機器などの「システム/装置」で製品点数や必要な情報が異なるにもかかわらず、情報提供は一様で目的の製品が探しづらいという課題を抱えていました。また、新製品や関連製品の情報をアピールできず機会損失を生んでいることも課題でした。
さらに、浜松ホトニクスが有する高い技術力や最先端の学術研究に貢献してきた実績を伝えきれていないことも改善すべきポイントでした。企業ブランドの認知度が低く信頼感を訴求できていないことが、特に海外で営業・マーケティング活動を進める上での課題になっていたのです。