浜松ホトニクス株式会社 グローバルサイトリニューアル 最適な情報設計のために製品分類から見直し
サイト構造と新機能でマーケティング強化を実現

  • 多言語・グローバルWebサイト群構築
  • プロジェクト全体推進支援
  • マーケティングシステム基盤企画・構築・導入支援
  • クリエイティブデザイン制作
  • Webサイト制作・運用支援
  • BtoBコンテンツ制作
  • Web戦略立案・企画・要件定義
  • 設計・構築・導入支援
  • プロジェクト推進支援/社内コミュニケーション支援
  • コスト削減/業務効率化
浜松ホトニクス株式会社
グローバルサイトトップページ

製品情報の構造、検索性の向上、パーソナライズ機能開発など、マーケティング機能を強化したグローバルサイトのリニューアル。

  • 製品の種類(部品と装置)で異なるターゲットユーザーを想定し、製品分類から見直した情報設計
  • 浜松ホトニクスのイメージを伝える新デザインの開発
  • パーソナライズ、レコメンド機能の設計
  • 機能美を伝える製品写真の撮影
  • 浜松ホトニクスの強み・こだわりを伝えるブランドコンテンツの企画・制作

課題

部品から装置まで数千点におよぶ製品や関連情報から必要な情報を迷わずに見つけられるWebサイトとは

浜松ホトニクスでは、スマートフォンなど身近な製品から先端医療・学術研究を支える製品までの幅広い分野・用途に向けて光センサ、光源、計測装置、画像解析システムなど多種多様な製品ラインナップを展開しています。そのため、さまざまなユーザーを想定して、それぞれに“最適な情報提供のあり方”を検討する必要がありました。

リニューアル以前のWebサイトはカタログ的な活用にとどまっていました。デバイスやモジュールなどの「部品」と光学機器などの「システム/装置」で製品点数や必要な情報が異なるにもかかわらず、情報提供は一様で目的の製品が探しづらいという課題を抱えていました。また、新製品や関連製品の情報をアピールできず機会損失を生んでいることも課題でした。

さらに、浜松ホトニクスが有する高い技術力や最先端の学術研究に貢献してきた実績を伝えきれていないことも改善すべきポイントでした。企業ブランドの認知度が低く信頼感を訴求できていないことが、特に海外で営業・マーケティング活動を進める上での課題になっていたのです。

イントリックスの解決策

徹底的なユーザー視点で情報設計を行い、製品分類のレベルから構造を見直し

全事業部へのヒアリングによってWebサイトを利用するお客様像を描き、理想とする情報提供のあり方を検討しました。具体的には、製品分類を大分類・中分類・小分類レベルで再度見直し、それぞれの階層で提供すべき情報を製品毎に検討するという作業をお客様と二人三脚で進めました。

まず製品群全体を2つに分け、それぞれの中で中・小の製品分類を持たせることにしました。また製品を絞り込んでいく過程のページでお客様が必要とする情報が足りていなかったことを発見。製品の特長、選び方、FAQや資料・データダウンロードなどの情報を追加しました。結果として製品カテゴリ全体の情報量を大きく増やし、お客様が必要とする情報を網羅的に提供できるようになりました。

さらにリニューアル以前にはなかった試みとして、パーソナライズやリコメンドの機能など、ユーザーに気づきを与える情報提供機能も実装しました。目的の製品を迷わず見つけられるだけでなく、興味・関心や意外な発見も喚起して、一連の「サイト体験・再訪価値を創造する」ことを目指しました。

製品情報以外では、浜松ホトニクスの高い技術力、第一線で光を研究し続けてきた長い歴史など、信頼性をいっそう高めるブランドコンテンツも用意。Webサイト全体で引き合い獲得の機能を強化したマーケティングサイトに生まれ変わりました。

成果

引合い獲得につながるKPIの改善のみならず、ユーザーエクスペリエンスや企業ブランド力の向上も

新しいグローバルサイト公開後には、「サイトの利用ユーザーの行動が改善していることが数字的にも確認でき、問い合わせの増加につながりそうだ」とのフィードバックをお客様からいただきました。

具体的にはセッション当たりのPV数が増加しており、一度の訪問でより多くの情報を入手していただいていることが確認できました。また中間コンバージョンとして設定しているカタログや製品データのPDFダウンロード数も伸びており、マーケティング機能強化を目的としたリニューアルは一定の成果があったと考えられます。

新設したブランディングコンテンツの「浜松ホトニクスについて」は、トップページに次ぐ第2位のPV数を獲得し、全体の10%以上を占めています。離脱率も3%程度と他のページと比較しても非常に低く、マーケティング強化のみならず、ブランドの浸透へも貢献できていると考えられます。(※アクセス解析:2018年7月1日~同9月10日)。

浜松ホトニクス様とはリニューアル後も伴走型運用保守のサポートをさせていただいており、集客の強化やユーザビリティの改善を継続して続けています。

ブランディングコンテンツ「浜松ホトニクスについて」

深い理解をともなった提案力とプロジェクト進行力、それがイントリックスの魅力

浜松ホトニクス株式会社

Webプロジェクトご担当者様

「サイト構造の見直し」「デザインのブラッシュアップ」など様々な課題を抱え迎えたWebリニューアルでしたが、イントリックス様に支援いただいたおかげで、当初の課題を非常に高いレベルで解決し、マーケティングプラットフォームとしての機能を有したWebサイトに生まれ変わらせることができました。

質の高いリニューアルを実現できた要因は、イントリックス様の深い理解をともなった提案力とプロジェクト進行力につきます。プロジェクトマネージャー、ディレクター、デザイナー、システムコンサルタント、アナリストなど様々な役割を持った方々にご支援いただきましたが、どなたも弊社の製品や企業としての姿勢を熱意を持って理解し、同じゴールを見据えた上で様々なご提案をいただきました。深い理解をともなったイントリックス様からの提案は、どれも私たちの想像を超えるものでした。また、タイムラインの管理が素晴らしく、ともすれば遅れがちなWebリニューアルプロジェクトを想定スケジュール通りに進めることができました。

リニューアル後の伴走支援もお願いしておりますが、リニューアル時と変わらず多角的な視点での提案をいただいています。引き続きイントリックス様にご協力いただきながら、お客様との重要な接点となるWebサイトをより強固なマーケティングプラットフォームとして発展させていきたいと考えています。

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