半導体メーカーのテキサスインストルメンツのWebサイトでは会員登録を行うことで回路設計ツールが利用できたり、様々な資料・CADデータのDLが可能となります。収集したデータをどこまで活用しているかは不明ですが有力なマーケティングデータとなる事は確かです。
商社営業時代に実際にメーカーから情報提供を受けて行動した事が何度もあり、その場合は商談がスムーズに進みました。
上で紹介したテキサスインストルメンツを始めとする半導体業界、そして僕が以前身をおいていたFA業界においてこの取り組みは非常に進んでいます。営業はより引き合いにつながりやすい顧客の情報を欲しがり、SFA(営業支援システム)を始めとするCRMシステム(顧客情報管理システム)とMA(マーケティングオートメーション)ツールを高度に組み合わせてWebとリアル営業を連携させる施策に取り組む企業も多くあります。
しかしながら、業界によってはWebから収集した情報を営業に提供していない企業も多くあります。そのような企業のご担当者の方は営業への情報提供を始めてみてはどうでしょうか?きっと営業から喜ばれ、「Webって使える」と思ってもらえる”キッカケ”になると思います。