トンマナには大きくわけて2つの役割があります。
1.デザインが個人の主観で作られるのを防ぎ、目的やゴールに沿った形にする
2.関係者間での認識を共通化する
前章での画像からもわかるようにトンマナはWebサイトのデザインを定義したものですが、これがしっかり守られないと、個人の感情やセンス・意見がザクザクと入ってきてしまい、完成形へのイメージがばらばらになってしまうことがあります。
そこで、トンマナを定義して守ることで、Web担、制作者などの関係者が一丸となり制作を進めることができ、Webサイトは本来の目的を果たすことができるのです。
また、実際にこの言葉がよく使われるのは、Webサイトにおいてページを追加したい時。
「ここのトンマナに合わせて、新規ページも作りましょう」
なんて使われ方をされたりしますが、この文をトンマナが何か少しわかった上で解釈すると、
「ターゲットユーザーやWebサイトの役割から導かれたデザインのモトとなる色やフォントに合わせて新規ページを作りましょう」
ということになります。