BtoBデジタルマーケティングやWeb制作の情報と、イントリックスの日常風景をお伝えします。

イントリックスのWebディレクターに
仕事から余暇の使い方までネホリハホリ聞いてみた

対談・インタビュー
西原 杏子
イントリックスのWebディレクターって、実際どんな仕事をしてるの?そんな声がよく寄せられます。そこで、イントリックス歴3年目と3ヵ月目のディレクターに仕事のこと、余暇のことをネホリハホリ聞いてみました!

Webディレクターのインタビュー風景

左:伊藤 Webディレクター/IA(イントリックス歴3か月)
右:粕田 Webディレクター/IA(イントリックス歴3年目)

入社前後の印象の違いは「ここまでやってるのか!」

―まずはおふたり共、今どういうお仕事をしているか教えていただけますか。

粕田

粕田:私は、基本的には長いお付き合いのお客さまを複数担当していますので、定期的な分析と改善案の提出、改修のディレクションが半分くらい。その他、小~大規模のプロジェクトを担当している感じです。役割はディレクションと情報設計が中心。
それから調査に関わることもあります。一番多いのはヒューリスティック評価といって、経験者の視点からUIやコンテンツ・機能面の評価をする作業です。

伊藤

伊藤:僕は3か月前に入社してまだまだ慣れている途中ではありますが、現在は新しいサイトの立ち上げをリードディレクターとして担当しています。並行して戦略や提案フェーズに入り、IAやデザインディレクションを担当する感じです。こちらは割と短期間ですね。

―伊藤さんは入社して3か月経ちますが、どうですか?入る前後で印象は変わりました?

伊藤

伊藤:僕は前職でSIPS系の企業から仕事を受ける制作会社に勤務していたので、イントリックスのビジネスモデルはイメージができていた方だと思います。なので実際、そこまで大きなギャップはありません。
ただ、具体的にどんな業務があるのかまではもちろんわかりませんから、「ここまでやっているのか!」と。思っていた以上のスケールで驚いたと点も多くあります。

―例えばどんな点ですか?

伊藤

伊藤:そうですね、例えば、イントリックスが最初にクライアントに接点を持つ時は、「調査」や「戦略策定」から入る場合が多いと思います。ここが実際に何をやっているのかイメージが湧かなかった点なんです。
その中でも今までは全く取り組んでいなかった業務としてすごいな、と感じたのが、関係事業部のご担当者への直接のヒアリングに1か月~の時間をかけること。これまでは、クライアントの窓口担当者様や、その上司に向けての提案がほとんどでした。一方イントリックスは他の事業部の巻き込みを非常に重要視していて、合意形成を支援する。そのためにヒアリングという場を使う。
言われると当たり前なようですが、そこまで実際にやっている会社は少ないと思います。また、それをお客さまに理解いただいて、プロジェクト化している点もすごい。

グローバル&多言語サイトのプロジェクトに驚く

―なるほど。制作面ではなにか驚いた点はありますか?

伊藤

伊藤:グローバルサイトや多言語サイトの知見です。特に、テンプレートとなるサイトを作って多言語に展開するプロジェクトはすごいなと思いました。純粋に多言語に展開するだけなら他にもできる制作会社はあります。イントリックスが違うところは、その計画性や密度です。ただ多言語化するだけでなく、お客さまの各事業を理解してし、海外のマーケットで何をアピールすべきなのか、Webとの親和性はどの程度あるのか、各国の担当者の教育や運用定着化など、あらゆる視点で計画を立て推進している点。実制作になると、例えば言語特性まで理解して制作を進めている点などでしょうか。

粕田

粕田:私はイントリックスの前は事業会社にいたので分からないのですが、それって結構大きな違いですか?

伊藤

伊藤:違うと思います。これまでは、「制作」というのがお客様との接触ポイントでした。なのでターゲットが誰かとか、その製品の強みや特徴を窓口担当者様と仮説ベースで進めるしかありませんでした。もちろん資料はいただきますし、客観的に集められる情報は集めていました。でも、当然ですが、当事者である事業部の方にお話を聞くのが一番理解できます。
その機会をいただけるプロジェクトは、あまり多くないと思います。

粕田

粕田:確かに。イントリックスは長いお付き合いのお客様が多いですが、ご相談はいつも「こういうビジネスをやりたいから、Webをどう活用したら良い?」というところから始まります。そのステイタスからご相談を受けて、制作・運用まで自社で完結できるのは魅力ですね。

打合せに参加するイントリックスのWebディレクター

メリハリを付けて働き、余暇は海外へ!

―なるほど。良い点を色々お話いただきましたが(笑)実際のところイントリックスでWebディレクターとして働くってどうですか?

伊藤

伊藤:僕にとっては良い環境です。それはこの業界で10年以上やってきて、今の自分のステイタスに合っているからというのも大きいと思います。戦略とシステムの専門部隊がいて、同じプロジェクト内で有機的に結びついている。制作をやりながら、戦略、Techの視点が常に存在するという体制が理想的だと感じます。

粕田

粕田:やりがいがあります。それは常に「納品して終わり」ではなく、お客さまがどういう業務をしているか、何に困っているか。そこを押さえて作ることができて、きちんと活用してもらえているという実感があるのが大きいです。
提案をする際も、社内に戦略・システムの専門家がいるから裏付けが取れる。結果も適正に評価できる。そういう環境、お客さまとの関わり方に満足しています。

―会社の雰囲気とか、働きやすさという点ではどうでしょう。

粕田

粕田:プロジェクトの特性上業務量の波があるので、忙しいときはやはり遅くなります。とはいえ、休日出勤まで行くことはほぼありません。余裕があるときは長めの休暇を取って旅行に行っています。私は今年、有休1週間使ってアメリカとシンガポールに行きました。メリハリはつけやすい環境だと思います。

伊藤

伊藤:休みをとりやすい雰囲気ですよね。僕はまだ追いつくのが精一杯で(笑)今のところ特に問題は感じていません。労務管理は厳しい方だと思います。残業が増えすぎないように、個別の措置がプロジェクトマネージャの判断で多様に取られているのが良いです。

粕田

粕田:あと、相談がしやすい雰囲気だと思います。みんな自分の仕事が好きでやっていて、考えたりアドバイスするのが好きなんだな、と思う。誇りを持って仕事している人が多い。

伊藤

伊藤:そうですね。これまでの経験を思い返しても、やっぱりお互いのことを知らないとプロジェクトって円滑に進まない。そういう、業務外でコミュニケーションを取る雰囲気は、今もありますがもっと増えても良いと思う。飲みたいです(笑)

システム担当者と会話する様子

中途採用の方に一言!

―応募を迷っている中途採用の方に一言お願いします。

伊藤

伊藤:正直、イントリックスの仕事内容のイメージって湧きにくいんじゃないかと思う。コンサル、BtoBマーケティングって言われても、具体的になにやってるんだろうって。

粕田

粕田:確かに。

伊藤

伊藤:BtoBの企業は、社内にマーケターがいない場合が多い。なのにグローバルに軸足を移さないといけない。Web活用のための十分な体制がない。そういう課題解決から仕事がスタートする。そこに、情報設計やコンテンツ企画を理解しているWebディレクターとしてコミットしていく。考えるディレクターみたいな感じです。最上流からプロジェクトに関わりたい人にはすごくフィットすると思います。

戦略、システム、制作の三位一体でやっている意味は、「長期視点」であること。だからお客さんからもこだわる時間をくれる。
戦略からやっているので、制作に必要な時間はきちんともらえる。時間をかけて、良いものを作っていると思う。制作だけ切り出されると、目的が「納品」になってしまうから。良いモノづくりはできる環境だと思う。

粕田

粕田:言われたものをそのまま作ることに満足感が得られない。お客さんが満足しているのか、効果が出ているのか、それをきちんと知りたい。そういう方にはすごく合うと感じます。

―ありがとうございました!