落とすよりも引き出す、イントリックスの面接
――それで、実際に選考に臨んだわけですね?
渋澤:はい。その場で面接の意向を聞かれ、さっそく一次面接となりました。さっきまで知らなかった会社なので、事前準備も何もありません。大学時代をはじめ、自分がやってきたことや興味のある分野などについて質問されました。何を話したか、実はよく覚えていないんですけれど(笑)
――その後の選考の流れは?
渋澤:まず、レポート課題の提出を求められました。テーマは、「デジタルの可能性について」で、具体的なテーマ、分量や形式は自由。私は、企業に必要と考えられるデジタルマーケティングをテーマに書きました。レポートを書くために、本を読んで調べていくうち、デジタル活用の可能性の広さを改めて認識するとともに、「それってイントリックスでやっていることと同じだな」と感じることが、たびたびありました。
デジタルを用いることで、時間や空間そして国境を越えた情報発信ができること、不特定多数への情報発信が容易にできること、情報量に制限なく企業や製品の強みを伝えられることなど、デジタルを活用すれば、アナログでは及ばなかった価値を伝えることが可能になります。レポート課題への取り組みを通じて、イントリックスの仕事に、本格的に興味が湧いてきました。
――二次面接以降は、どうでしたか。
渋澤:1対1だった一次面接と異なり、二次面接は3対1で、ちょっと緊張感が増しました。事前の準備 は、自分のことを話せるようにするまでにとどめ、それ以外は、あえてあまりシミュレーションをせずに、自然体で臨みました。私は論理的に話したり、説明したりすることが得意なほうではなく、面接ではその場で考えながら話していたのですが、こちらの話すことにどんどんツッコミが入り、どちらかといえば会話を引き出してもらったかな、という印象を持っています。二次面接直後に、氣賀代表の面接でした。二次面接担当の方々から、「氣賀は一方的に喋るから講演のようになる」と聞いていたはずが、いざ始まったら何度も「どう思う?」と聞かれて、(話が違う!)と思いましたよ(笑)
――評価のフィードバックはありましたか。
渋澤:課題も含め、考え方がしっかりしている、と評価され、内定をいただきました。たとえ正解でなくても、自分で考えたことを拙いなりに自分の言葉で話せたことが、評価につながったのではないでしょうか。全体的に、面接では落とそうというより、話を聞き出そうとする質問が多かったように感じています。