BtoBデジタルマーケティングやWeb制作の情報と、イントリックスの日常風景をお伝えします。

私の1日 ~入社4年目、Webディレクターの場合~

採用
中井 志保
プロ野球選手のイチローが打席に立つ前に行うルーティンがあるように、私・中井志保の毎日も、同じ始まりから気持ちと集中力を高めていきます。そう、“効率化命”の中井なのです! 新卒でWebディレクターとしてイントリックスに入社し、今年4年目を迎えました。私の1日をご紹介します。

7時30分 起床~準備

起床直後に着替えができるよう、前日に天気予報をチェック。服装を決めてから寝ているので、朝は機敏に動けます。

起床後、すぐにSpotifyでお気に入りのプレイリストをかけます。最近のお気に入りは、Wake Up Happyです。サボリーノを顔に乗せ、眼鏡を装着、体をほぐしながら軽く踊ります。

9時 家を出る

この日は10:00出社1。住まいは京急本線沿いです。いつも朝はあえて急行に乗らず、10分に1本の普通電車で通勤して、ラッシュを避けています。

夏場は品川のセガフレードで、「一日集中して効率的に仕事するぞ!」と願掛けしつつ、クロワッサンとアイスカフェラテを頼みます。庶民のプチ贅沢。

1) 正社員の就業時間には3つのパターン(8:00~/9:00~/10:00~)があって、体調や家庭の都合など、そのときの事情に合わせて選べます。

10時 出社

「デスクが汚いわ」とクイックルで軽く掃除。若干散らかっているものを片付け、眼鏡を拭き、マグカップを取りに行ってお茶を入れて、会社での1日がスタート。

10時10分 メールとBacklog2で確認依頼

前日にデザイナーやフロントエンドエンジニア、ほか社内メンバーから確認依頼が来ていることが多く、それらを朝一に対応します。即返信できるもの・即解決できるものは、ただちに処理しています。

2) イントリックスでは、Backlogというタスク管理ツールをメインに使用しています。できるかぎりデザイナーやフロントエンドエンジニアが作業内容を把握・実行しやすいチケット(指示)を書くように、心掛けています。

10時40分 タスクの洗い出し

社内プロジェクトを含めると、7つのプロジェクトに携わっています。その中から、朝にやるべきことの洗い出しをします。

メールの返信とタスクの洗い出しに、時間をかけ過ぎと思われるかもしれませんね。新卒研修時、先輩ディレクターの粕田さんに「忙しければ忙しいほど、タスク整理をしっかりした方がよい」とアドバイスされたことがあり、なるべく実践しています。

どれほど小さいタスクでも見える化し、着実に前進するようなプランを立てることで、ちょっとしんどい日や夕方疲れてしまったとき、また単純にモチベーションが低くなってしまった日にも、仕事ができるようにするためです。

11時 クライアントサイトの運用保守のディレクション(1)

新卒のころからアシスタントWebディレクターとして携わってきた重機械メーカーの案件では、現在メインのWebディレクターを務め、主にフロント側のWebサイトコンテンツの更新業務を担当しています。

クライアントから更新依頼メールを受信後、Webサイトに掲載するテキストに誤字脱字がないかの確認、必要な画像素材の数が間違っていないか、画像はWebサイトに適しているかなどのチェックをしたうえ、先述のbacklogを使用してデザイナーやフロントエンドエンジニアに作業を依頼します。

この運用保守案件では、時々データベースのデータ修正に伴うサーバの再起動依頼やセキュリティチェックをすることがあります。専門領域に深くかかわることであれば、テクノロジー部門の那由多さん(システムコンサルタント)と連携しています。

12時30分 ランチ

先日の健康診断帰り、ランチに寄った青山フラワーマーケットカフェで食べた、オシャレなごはん――それを再現して、今日はお弁当を作ってみました。ミートソースと大麦入りのごはんをレタスでくるむ食べ方です。

オフィスのある北品川にほど近い商店街には、いくつか八百屋さんがあって、休憩時間のお散歩ついでに野菜やフルーツをよく買います。休憩時間を利用して夕飯の買い出しもできるのは、品川ならではでしょうか。

13時30分 メディアチーム作業

イントリックスのWebサイトや公式SNSを運用するチーム、通称メディアチームには、入社以来ずっと属しています。今年は初めてSNS運用を担当することになりました。

Twitter・Facebook・Instagramの3つで社内の様子をお伝えできるように、また昨年からイントリックスが運用を開始した、分析機器に関するポータルサイトへの流入なども考え、日々施策を練って投稿。効果を測定してデータを社内共有し、フィードバックを得て、次の打ち手を工夫するなど、PDCAサイクル3を意識した運用をしています。

3) Plan(計画)・Do(実行)・Check(評価)・Action(改善)の頭文字をとったもの。設定した目標・目的の到達に向け、仕事を進める指針になります。

14時 メディアチーム定例会

メディアチームの定例会では、各自タスクの進捗共有や社内からのサイト作成・更新依頼のタスクの振り分け、ディレクション業務で困っていることを解決しています。

15時 クライアントサイトの運用保守のディレクション(2)

今朝テストサーバにアップしたコンテンツの更新依頼分を本番サーバにも適用します。フロントエンジニアがGit4などのバージョン管理ツールを使って、ファイルの更新箇所のみを抽出し、行った作業について、テストサイトと本番サイトの内容が一致しているか、また、リンク切れが起こっていないかなどを確認。アナログな方法ではありますが、テストサイトと本番サイトをキーボードで瞬間切り替えすることで、差分がないかを判断しています。確認後クライアントに連絡し、問題がなければ更新作業はそこで完了。

こういったコンテンツの更新作業は一見、単純作業あるいはルーティーンワークと捉える人も多そうです。しかし、スパンが短いほど、自分の至らなかった点などを速やかに改善し、次に実行できます。また、時間と作業を積み重ねることで、当初はわからなかったけれど、後になってわかることもあります。クライアントとも徐々に関係が深まっていき、個別に「中井さん、ありがとうございます」と言われると、嬉しいですね。

4) 読み方はギット。プログラムのソースコードなどの変更履歴を記録・追跡するための分散型バージョン管理システム(ネットワークにアクセスできない環境下でも、ほとんどの作業を行うことができるため、「分散型」とされます)。

15時30分 クライアント案件のワイヤーフレーム5最終化

電子部品メーカーのイントラネット6検索画面のUI改善プロジェクトでは、設計を担当しています。実は、もともとUXデザイナー職種に惹かれてWeb業界に入ったため、Webディレクターをする傍ら、インフォメーションアーキテクトの仕事もこつこつと経験を積んでいます。

デザイナーとは違う、設計という仕事。サイトの目的達成のための“土台作り”といわれます。Web戦略コンサルタントとは異なる角度でWebサイトを見て、ターゲットユーザーの行動フローについて仮説を立て、レイアウトやコンテンツを決めていく役割です。

ワイヤーフレームを最終化する中井

今までは、シニアインフォメーションアーキテクトのサポートで、ワイヤーフレームを多少書いたことはあったものの、1つの案件にがっつりアサインされたのは初めて。最初はたびたびパニックになりました。考えれば考えるほど、いろいろいろなことが頭に浮かび、優先順位を付けることができなくなって、ワイヤーフレームがなかなか完成せず。XDのアートボードが何枚にも増えていくばかりで、全く進まない状況に陥ってしまいました。

そのようなとき、いつも落ち着いて助けてくれるのは、Webディレクターの先輩やインフォメーションアーキテクトの先輩たち。週1でディレクターだけが参加するミーティングやIA(インフォメーションアーキテクチャー)勉強会で相談します。新卒で入ったからこそ!? 悩みやモヤモヤに、真摯に答えてくれる先輩のいる環境は、何よりもありがたいものだなと、しみじみ感じます。

5) Webページのレイアウトを定める設計図のこと。
6) 社内ネットワークのことで、ここでは社員向けサイト。

18時30分 翌日に備える

今日終えるべきことを終えているか、確認してから退出します。
自分のタスクばかりでなく、「今日は△△担当の〇〇さんから、進捗の連絡をまだ受けていない」など、作業をお願いしているスタッフのタスクの現況も整理。相手に作業の進捗伺いや催促をするときは、特に配慮するように気を付けています。

また、周りを見渡し、後輩が思いつめた表情をしていないかなども見守るようになりました。何か滞っているようならば話し掛けて、サポートが必要かどうか判断してから、オフィスを去ります。

19時 退社

帰りの電車は急行に乗って、プライベートの時間をなるべく多く・ゆっくり過ごせるようにしています。
この日は車中でオンラインショッピング。サランラップとお米、コロコロをロハコで買いました。アプリではなく、ブラウザで閲覧します。「買い物かごに入れる」の後に出てくるモーダル画面の「買い物を続ける」「買い物かごを見る」の選択肢を見ては、ユーザーに選んでほしいアクションのボタンは色が濃いな…… とか、この文言はわかりづらくないか? とか、横並びにしているこの部分を縦並びにしたらどうなるんだろう、なんてことをつい考えてしまうんですよ。

20時 帰宅

帰宅後は、速攻で夜ごはんを作って食べ、お風呂に入り、YouTubeで動画、Netflixでアニメを見たり、ストレッチをしたり。最近は電子マガジンの購読を始め、よく雑誌を読みます。
ファッション誌のOL着回しコーデなど、以前はちょっと鼻で笑ってしまった特集(ごめんなさい!)なども、視点を変え、キャッチコピーや写真の構図、モデルのポーズなどを意識して見るようになりました。

22時 就寝

学生のころは、普通に0時~1時に寝ることが多かったのですが、社会人になってから、就寝時間を22時に早めました。毎日働いている時間の学習量が多く、脳のCPUが追い付かなくなってきたのです。特に流れの速いWeb業界にあって、Webディレクターはほかの専門職種の領域も理解する努力をし、各職種のスタッフと円滑なコミュニケーションをとって制作を進めることが、欠かせません。学ぶべき事柄の多い職業だからこそ、脳を休ませる習慣をつけました。

最後に

新卒でWebディレクターになったと話すと「大学時代もそういう勉強をしていたのですか?」と聞かれます。実際には、興味があって趣味程度にかじっていたくらいです。今なんとか日々の業務をこなせているのは、研修や先輩のアドバイスを通して一歩一歩、マイペースなりに経験や知識を積んだ成果でしょう。

もし、「経験も知識もバックグラウンドもないけれど、面白そうだな」と感じた方は、ぜひ行動を起こしてください。
イントリックスではこの夏、就業体験ができるインターンシッププログラムを用意しています。みなさんにお会いできること、メンバーの一人ひとりが楽しみにしています。