BtoBマーケティングコラム 【2022年版】人気のMAツール23選を比較!選び方やBtoB・BtoC別のおすすめを紹介

2022年10月31日

MAツールとは

MA(マーケティングオートメーション)ツールとは、新規顧客の獲得、見込み顧客の育成、既存顧客のLTVアップなど、マーケティング部門の施策を自動化および効率化できるシステムです。

MAツールは、SFAやCRMといった営業支援ツールとも連携できるため、マーケティング部門と営業部門のシームレスな連携にも役立ちます。そして近年になり、大企業だけでなく中小企業でも、このMAツールを導入する動きが大きくなっています。

MAツールで実現できること

MAツールを活用すると、主に以下のことが可能になります。

  • 見込み顧客の情報を一元管理
  • メールで見込み顧客の教育
  • 見込み顧客の関心度をスコア化
  • Webサイト上の行動を解析
  • 新しい見込み顧客の獲得
  • ホットリードの抽出

MAツールを導入することによって、マーケティング部門と営業部門の連携を強化でき、お互いの業務を効率化することができます。またデータ解析やデータの管理、メルマガによるコミュニケーションなどを自動化し、無駄な人的業務を減らすことも可能です。

MAツール・SFAツール・CRMツールの違い

MAツール以外にも、マーケティングや営業を支援するシステムに、SFAツール、CRMツールがあります。これらツールの違いを簡単に説明すると、以下のようになります。

  • MAツール:見込み顧客の獲得・育成
  • SFAツール:営業活動の効率化
  • CRMツール:顧客情報の管理・リピート顧客の育成

明確な線引きはありませんが、MAツールは主にマーケティング部門で、SFA/CRMツールは営業部門で活用されます。MAツールとSFA/CRMツールは連携することが可能です。

MAツールの選び方・比較ポイント

MAツールには多くの種類があり、ツールを提供している会社もさまざまです。それぞれのツールにより機能や目的も異なり、提供会社によってサポートの範囲も違います。

ここからは、MAツールの選び方や比較するポイントについて解説していきます。

MAツールに求める機能はあるか

MAツールに備わっている機能は、大きく分けると以下の4つになります。

  • 見込み顧客の獲
  • 育成
  • 分類
  • 分析

これらすべてをカバーできる機能を備えたMAツールもあれば、特定の機能だけに特化したツールもあります。そのため、自社の課題を解決できる機能が備わっているかどうか、これはツール選びでとても重要なポイントです。

他のシステムと連携ができるか

MAツールとSFA/CRMツールを連携することにより、マーケティングや営業でさらに大きな効果を期待できます。

すでに自社で「SFA(営業支援システム)」や「CRM(顧客関係管理システム)」といった支援ツールを導入している場合は、MAツールがこれらのシステムと相互に連携できるかを確認しておきましょう。

幅広いチャネルに対応しているか

最近のMAツールでは、メルマガだけでなくLINEやSNS、広告連携、SMS配信、ポップアップなど、複数のチャネルに対応できる機能を備えています。

従来のようにメールやWebコンテンツだけでアプローチするのではなく、これまでにアプローチができなかった層にも訴求できるよう、より幅広いチャネルに対応したツールを選ぶと良いでしょう。

価格は現実的か

MAツールの価格には大きな幅があって、導入費用は無料から10万円前後とさまざまです。さらに、使える機能によって月額費用も数千円から10万円以上と、こちらも幅広い価格帯になっています。

MAツール導入によるコスト削減効果や利益アップといった費用対効果の面から考えて、自社にとって現実的な価格のツールを選びましょう。

サポート体制は充実しているか

MAツール導入直後は、既存のデータと連携し、正しくデータ計測をするための設定をしておく必要があります。さらに運用を開始してからは、トラブルの対処や不具合への対応に迫られる可能性もあります。どれくらいの範囲で、どのようなサポートをしてくれるのか、できるだけサポート体制が充実している会社のMAツールを選んでおくと安心です。

BtoB向けかBtoC向けか

MAツールを選ぶとき「BtoB向け」か「BtoC向け」か、どちら向けのツールか確認しておきましょう。BtoBとBtoCでは顧客の特性が違うので、それに適した機能も異なります。

たとえばBtoBでは、見込み顧客とのコミュニケーションは「メール」が主になるので、メールの作成や配信機能が使いやすいツールだと業務を効率化できます。

BtoB向けのMAツール10選

それではまず「BtoB向け」のMAツールについて、企業の導入率が高いもの、利用者からの評判が良いものを中心に、10社のMAツールを紹介していきます。ぜひ自社の目的に合ったツール選びの参考にしてください。
(※月額費用は、執筆時点の標準価格を掲載しています。実際には顧客登録数や契約状況によって変動いたします。)

Marketing Cloud Account Engagement(旧:Pardot)|株式会社セールスフォース・ジャパン

Marketing Cloud Account Engagement(旧:Pardot)には、主に4つの特長があります。

  • スコアリングによる購買意欲の可視化
  • 各リードに合わせたメールを自動配信
  • 通知やトリガー機能により営業部門と連携強化
  • レポート機能による営業サイクルの見える化

見込み顧客のナーチャリングを効率化するだけでなく、営業部門と連携しながら改善施策を実施しやすくなります。

  • 月額:150,000円〜。
  • サポート:専用ページからの問い合わせ。

Salesforce製品一覧(公式サイト)

SHANON MARKETING PLATFORM|株式会社シャノン

SHANON MARKETING PLATFORMは国産MAツールの1つで、国内900社以上に導入実績があります。主な特長は以下です。

  • アナログとデジタルの顧客データを統合管理
  • イベントやセミナー運営に関する作業効率化
  • CRM/SFAと連携し営業部門との情報共有が可能

SHANON MARKETING PLATFORMにはソーシャルメディア連携、来場認証サービス、イベント機材レンタルといった機能もあります。

  • 月額:100,000円〜。
  • サポート:提案から設定、コンサルティングまで。

SHANON MARKETING PLATFORM(公式サイト)

Cloud CMO|株式会社イノーバ

Cloud CMOは、コンテンツマーケティングによる集客強化を強みとしたツールで、主な特長は以下の3つになります。

  • ホームページ作成機能によるコストダウン
  • 見込み顧客の管理と自動メール配信
  • Webサイト上やメルマガに対する行動分析

Cloud CMOでは、ソーシャルメディア連携によるSNS投稿や、CRM連携も可能。リード化していないWebサイト訪問者の閲覧履歴も確認することができます。

  • 月額:80,000円〜(初期費用:300,000円)。
  • サポート:メールおよび電話にて。

Cloud CMO(公式サイト)

Infusionsoft|FunTre株式会社

Infusionsoftは世界で15万社以上が導入しており、世界第2位のシェアを誇るMAツール。主な特長には、以下のものがあります。

  • CRM/SFA、メールソフトとの連携可
  • リード情報の管理と行動データの蓄積
  • 自動配信メールによる顧客との関係維持

Infusionsoftでは、決済機能による人的作業の効率化や、支払い追跡機能による売掛金の回収漏れを防ぐことも可能です。

  • 月額:99ドル〜(HPから要問い合わせ)。
  • サポート:Webサイトからの問い合わせにて。

Infusionsoft(公式サイト)

HubSpot|HubSpot Inc.

HubSpotは無料のCRM機能と、3つの有料機能(マーケティング/営業/サービス)からなるツールです。主な特長は以下のとおりです。

  • MA/SFA/CRMの機能がオールインワン
  • マーケティング、営業、コンテンツ管理が可能

HubSpotでは一部機能を無料で利用することができるので、テストを兼ねて手軽に導入することもできます。SNSと連携することも可能です。

  • 月額:5,400円〜(HPから要問い合わせ)。
  • サポート:メール、チャット、電話にて(プランにより異なる)。

HubSpot(公式サイト)

List Finder|株式会社Innovation & Co.

List Finderは提供を開始してから10年以上になるツールで、累計導入実績が1,600アカウントを突破しています。以下が主な特長です。

  • 専任のコンサルタントによるサポート
  • PDFコンテンツの作成と閲覧解析機能
  • CRM/SFAツールとの連携も可能

List Finderの対応チャネルはメールのみとなっているため、メールマーケティングを強化したい企業による導入が多くなっています。

  • 月額:39,800円〜(初期費用:100,000円)。
  • サポート:メール、電話、Web会議にて(プランにより異なる)。

List Finder(公式サイト)

Kairos3 Marketing|カイロスマーケティング株式会社

Kairos3 Marketingは、面倒な初期設定や運用設計をする必要がないので、初心者にとても扱いやすいMAツールです。以下が主な特長です。

  • ITツール未経験でもすぐ使える
  • SFA/CRMツールと連携できる
  • LINEとも連携することができる

Kairos3 Marketingはリードの獲得から営業管理まで行うことができ、さらに操作性も良く価格も抑えられていて、はじめての企業でも導入しやすいツールといえます。

  • 月額:15,000円〜(初期費用:10,000円)。
  • サポート:メール、電話、Web会議にて(プランにより異なる)。

Kairos3 Marketing(公式サイト)

BowNow|クラウドサーカス株式会社

BowNowはこれまで6,900社以上に導入実績があり、さらに「即成果をあげる」ことをメインコンセプトにしたMAツールです。主な特長として、以下のものがあります。

  • ホットリード抽出の自動化
  • 必要機能だけを課金して使用できる
  • SFA/CRMツールとも連携可能(別途料金)

BowNowは導入後すぐ効果を出すための機能が豊富で、必要な機能だけにコストをかけられます。中小企業向けのMAツールの1つです。

  • 月額:0円〜(初期費用:0円)。
  • サポート:1to1による導入支援、技術サポート専用窓口あり。

BowNow(公式サイト)

DIGITALEYES|株式会社ワンエイティ

DIGITALEYESは、デジタルマーケティングに欠かせない機能がすべて備わっているツールです。主な特長は、以下のとおりです。

  • 顧客分析によるスコアリングとランキング化
  • メール配信やポップアップ配信の自動化
  • SNS連携/広告分析連携によるチャネル拡大
  • SFA/CRMツールなど既存機能との連携

DIGITALEYESは新規リードの獲得から既存顧客へのアプローチまで、幅広く業務の効率化を実現できるツールとなっています。

  • 月額:100,000円〜(初期費用:30,000円〜)。
  • サポート:コンサルタントによるサポート/トレーニングあり(導入後も)。

DIGITALEYES(公式サイト)

Switch Plus|ProFuture株式会社

Switch Plusは独自CMSとMAツールが一体化しており、見込み顧客の獲得、育成などの作業効率化が可能です。さらに以下の特長があります。

  • Webサイト、LPなどが手軽に作成可
  • サイトアクセス、メールへの反応を可視化
  • 提供元のテンプレート使用可

Switch PlusはWebサイトやメールを活用したマーケティング施策の効率化に特化したツールとなっています。

  • 月額:20,000円〜(初期費用:20,000円〜)。
  • サポート:専任担当者によるサポート、設定代行、メールによる問い合わせ対応あり。

Switch Plus(公式サイト)

BtoC向けのMAツール8選

それでは次に「BtoC向け」のMAツールについて、導入実績が多いもの、企業ユーザーからの評判が良いものを中心に、8社のMAツールを紹介していきます。自社のBtoCマーケティングの目的に合うツール選びの参考にしてください。

Customer Rings|株式会社プラスアルファ・コンサルティング

Customer Ringsは、導入企業数が700社を超えるMAツールで、ECサイトやBtoCサービスの売り上げアップに役立ちます。主な特長は以下のとおりです。

  • あらゆる顧客データを統合できる
  • 細かい分析機能によるリード抽出の最適化
  • 顧客単位で好みを把握でき施策に活かせる

Customer Ringsでは、顧客それぞれの行動や感情変化を把握し、最適なタイミングで効率よくアプローチすることが可能になります。

  • 月額:98,000円〜(初期費用:300,000円〜)。
  • サポート:導入前から専任担当者によるサポート、オンラインサポートあり。

Customer Rings(公式サイト)

Adobe Campaign|Adobe Inc.

Adobe Campaignは、Adobeが提供しているMAツール。異なるシステムやチャネルから集めた顧客データを一元管理でき、さらに以下の特長もあります。

  • AIによるメールマーケティング強化
  • 様々なマーケティングチャネルとの連携
  • データに基づき個々に最適なアプローチが可能

Adobe Campaignでは見込み顧客のセグメント構築からキャンペーン展開までを効率化していることで、規模拡大も容易です。

  • 月額:非公開(要問い合わせ)。
  • サポート:専門家チームによるサポート、コンサルティングあり。

Adobe Campaign(公式サイト)

Probance|株式会社ブレインパッド

Probanceはフランスのプロバンス社が開発したMAツールで、EC先進国のマーケティングトレンドを取り入れながら日本ユーザー向けに機能を追加しています。

  • AIで顧客ニーズを把握して適切なマーケティング
  • オンライン/オフラインの膨大なデータを統一
  • SNS/LINE/プッシュ通知/SMSなど複数チャネルと連携

Probanceには過剰なメッセージ送信を自動回避する機能もあり、それぞれの顧客と心地よい関係を築けます。

  • 月額:180,000円〜(初期費用:500,000円)。
  • サポート:導入・運用サポート、コンサルティングあり。

Probance(公式サイト)

aimstar|スプリームシステム株式会社

aimstarは総合通販会社やECサイトへの導入率が高いMAツールで、POSやECといった既存システムとも連携してデータの統合が可能です。他にも以下の特長があります。

  • 業種別に100種類以上の分析・抽出テンプレ
  • メール/LINE/SNSなど他チャネルと連携可
  • データ分析に基づいたレコメンド機能

aimstarには機械学習によるスコアリングにより、アップセルなどの施策を提言してくれる機能もあります。

  • 月額:非公開(要問い合わせ)。
  • サポート:導入後もサポートあり(詳細は要問い合わせ)。

aimstar(公式サイト)

KARTE|株式会社プレイド

KARTEはメッセージ配信に関する機能が充実しているツールで、自社サイト内外での顧客行動データを集約して時系列で把握可能です。また以下のような特長があります。

  • メール/LINE/SMS/プッシュ通信などのチャネルと連携
  • 顧客の熱量や行動データに基づいた最適なアプローチ
  • 複数のチャネルを一括で管理

KARTEにはメッセージ未読の顧客に対し、別チャネルによるリマインドの予約実行ができる便利な機能も付いています。

  • 月額:298,000円〜(初期費用:300,000円〜)。
  • サポート:導入時レクチャー、チャットによるサポートあり。

KARTE(公式サイト)

Synergy!|シナジーマーケティング株式会社

Synergy!は7000件以上の導入実績があり、CRM機能も併せもつMAツールです。主に以下のような機能があります。

  • 収集したアンケートをデータに紐付け可能
  • 顧客ごとのタイムリーな情報をLINEで配信
  • 顧客データをSNS広告の配信にも運用可
  • 行動データに合わせたWebページの配信

Synergy!では必要な機能を選択して導入できるので、コストを抑えて運用することができます。

  • 月額:15,000円〜(初期費用:118,000円〜)。
  • サポート:メール・電話サポート、運用・制作代行サービスあり。

Synergy!(公式サイト)

Cheetah Messaging|チーターデジタル株式会社

Cheetah Messagingは直感的に操作しやすいMAツールで、AI学習やカスタマージャーニーマップ作成の自動化により、顧客と1対1で繋がることが可能です。さらに以下の特長もあります。

  • 優良顧客に特典を与えるリワード管理機能
  • 複数チャネルと連携してマーケティングを強化
  • ゼロパーティデータを大規模に収集可

Cheetah Messagingでは顧客との交流にインパクトをもたらすことができ、それにより顧客ロイヤリティを効果的にアップできます。

  • 月額:非公開(要問い合わせ)。
  • サポート:要問い合わせ。

Cheetah Messaging(公式サイト)

MOTENASU|株式会社FID

MOTENASUは販売後のアフターフォロー作業の効率化にも役立つMAツールで、顧客それぞれに合わせた施策の自動化が可能です。また以下のような特長も備えています。

  • データに基づき顧客ごとに適切なページを表示
  • ホットリードを判別して営業とシームレスに連携
  • メール/LINE/SMSなど複数チャネルでアプローチ

MOTENASUには配布物発注システムの特許があり、顧客住所へ自動でDMを送ることもできます。

  • 月額:100,000円〜(初期費用:300,000円)。
  • サポート:メール/電話サポート(無料)、訪問サポート(有料)あり。

MOTENASU(公式サイト)

BtoBとBtoCどちらにもおすすめのMAツール5選

ここからは「BtoB」と「BtoC」のどちらにも使えるMAツールについて、定番ツール、よく使われているツールを中心に、5社のMAツールを紹介していきます。自社の「BtoB」や「BtoC」マーケティングに合ったツール選びの参考にしてください。

b→dash|株式会社データX

b→dashはこれまでに600社以上で導入されているMAツールで、専用コードなしでデータの取込や抽出、活用などが可能です。他にも以下のような特長があります。

  • メール/LINE/SMSなど複数のチャネルと連携
  • 顧客分析やサイトアクセス解析などが可能
  • レコメンドやポップアップ配信などでサイトを最適化

b→dashには27の業種業界別にKPI改善策のテンプレートも用意されており、初心者でも扱いやすいツールになっています。

  • 月額:非公開(要問い合わせ)。
  • サポート:要問い合わせ。

b→dash(公式サイト)

GENIEE MA(旧:MAJIN)|株式会社ジーニー

GENIEE MAは集客や販売管理、さらに販売促進までが可能なMAツールで、国産ツールならではの扱いやすさです。主に以下のような特長があります。

  • 操作がしやすいシナリオキャンパス機能搭載
  • メール/LINE/SNS/ポップアップ配信などと連携可
  • 顧客行動データによりホットリードを抽出

GENIEE MAでは、顧客が特定の行動をしたときには営業へ自動で通知がされるため、効率よくアプローチができます。

  • 月額:100,000円〜(初期費用:別途見積もり)。
  • サポート:オンラインサポート(無料)、コンサルティング(有料)あり。

GENIEE MA(公式サイト)

Oracle Eloqua Marketing Automation|日本オラクル株式会社

Oracle Eloqua Marketing Automationは全世界に展開していて、これまでに2,800社以上で導入されたMAツールです。クラウド型サービスなので、意思決定後すぐに導入が可能です。また以下の特長があります。

  • メール/SNS/Webサイトなど複数チャネルと連携可
  • ドラッグ&ドロップで直感的に操作が可能
  • SFA/CRMツールとも連携可

大量のメールを安定した環境で送信でき、細かくセグメント設定もできるため、既にリード数を多く保持している企業におすすめです。

  • 月額:非公開(要問い合わせ)。
  • サポート:要問い合わせ。

Oracle Eloqua Marketing Automation(公式サイト)

Adobe Marketo Engage|Adobe Inc.

Adobe Marketo Engageは全世界で5,000社以上が導入しているアドビ社提供のMAツールです。ITスキルが無くても、マーケティング施策の最適化が行えます。主な特長をまとめると、以下のようになります。

  • メール/SNS/デジタル広告など複数チャネルと連携
  • AIにより訪問者ごとに最適なWebページを提示
  • 既存のCRM/メールシステムとも連携可

リード獲得や育成、さらに優良顧客化までを自動化して、顧客と長期的に良好な関係を築いていけます。

  • 月額:非公開(要問い合わせ)。
  • サポート:専門家チームによるサポート、コンサルティングあり。

Adobe Marketo Engage(公式サイト)

SATORI|SATORI株式会社

SATORIはリード獲得に強みがあるMAツールで、メールアドレス情報が無い訪問者であっても正確に把握可能です。他には次のような特長があります。

  • LP/ポップアップ/プッシュ通知などのリスト獲得機能
  • Google/Yahoo/Facebookといった広告との連携
  • 行動データをスコアリングしてホットリードを抽出

購買意欲が高いリードを抽出して、テレアポや商談の効率化を図ることもできます。

  • 月額:148,000円(初期費用:300,000円)。
  • サポート:専門家チームによるサポート、コンサルティングあり。

SATORI(公式サイト)

MAツール導入時の注意点

マーケティング施策の自動化や、営業部門の効率化などに役立つMAツールですが、ツールを導入する際には注意しておく点がいくつかあります。

ここからはMAツール導入時の注意点について、簡単に解説していきます。

MAツールを活かす

MAツールを最大限活用するために、担当者は自社製品の購入プロセスをしっかりと理解しておきましょう。そうすれば、MAツールで「どの工程」を「どのような方法」で「どう改善する」かを決めやすくなります。

また、MAツールによるデータ分析機能を活かすためには、Webページ/メルマガなどの自社コンテンツをたくさん用意しておきましょう。

MAツールに期待をしすぎない

必ずしも「MAツール導入=利益アップ」というように、単純な図式が成り立つものではありません。あまり過度な期待はせず、MAツールの機能をどう活用していくかが重要です。

MAツールはあくまでもマーケティングや営業の作業効率化を目的としたツールですから、日々業務の中でツールを活用しながら、改善を繰り返していきましょう。

まとめ

いま人気のMAツールを比較してきましたが、それぞれのツールによって特徴や機能、価格やサポート内容など、さまざまな違いがあります。自社に合ったツールが選びやすいというメリットがある反面、選び方を間違えるとまったく成果が出ないというリスクもあります。

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