Salesforce導入のメリット
Salesforceは、CRMとSFAの両機能を併せ持っており、その効果を最大限発揮させながら上手く使いこなすには、導入するメリットをしっかり理解しておくことが大切です。ここからは、Salesforce導入によるメリットを紹介していきます。
顧客情報を一元管理できる
メリットの1つ目は、CRM機能によって様々な顧客情報を一元管理できることです。これまで各営業担当者しか把握してなかった情報を一元管理することで、部門内のすべての人、もしくはマーケティング担当者も状況を把握できます。このように情報共有をすることによって、より効率良く、効果的に顧客へアプローチすることが可能になります。
営業活動が効率よくできる
メリットの2つ目は、情報を共有することによって効率よく営業活動ができる点です。顧客の予算都合、競合他社の情報、案件の進捗状況、こういった顧客データを一元管理しているので、上司や他の営業担当とともに適切なアプローチやタイミングを模索することができます。また担当の引き継ぎもスムーズに行え、顧客満足度の向上にも役立ちます。
リアルタイムでデータ分析ができる
メリットの3つ目は、顧客データや営業データの分析が「リアルタイム」で行えることです。Salesforceにあるレポート機能やダッシュボード機能を使えば、いろいろな角度からデータを抽出してグラフなどで可視化することができます。リアルタイムでデータ分析をすれば、営業の問題点、改善点なども把握しやすくなるでしょう。
MFA(多要素認証)がありセキュリティが高い
メリットの4つ目は、MFA(多要素認証)が採用されていてセキュリティが高度という点です。このMFAは、ログイン時に2つ以上の身元証明で認証する「安全性が高い」認証方式。Salesforceはクラウド型サービスであり、インターネット上にデータを保存するという形なので、セキュリティ強化はとくに重要なポイントになります。
導入後のサポートがついている
メリットの5つ目は、システム導入時にSalesforceの専門家による導入サポートを受けることができます。Salesforce導入後には、オンライン学習やコミュニティの利用も可能で、システムの問題解決にも役立ちます。またプレミア以上のプランであれば、24時間365日対応で電話サポートを受けることも可能です。
他部署との連携がとりやすい
メリットの6つ目は、Salesforceのさまざまなツールを活用することにより、他部署とのシームレスな連携が可能になる点です。とくにマーケティング、営業、カスタマーサポートといった部門間での連携は、自社の売り上げに大きく関与します。情報を一元管理することで、担当者間だけでなく各部門間の連携も強化できます。
顧客の満足度アップに繋げやすい
メリットの7つ目は、顧客に関するあらゆるデータを管理することで、顧客の満足度向上に繋がる施策をしやすくなるという点です。最適なタイミングで営業アプローチしたり、顧客の経営課題に適した提案をしたり、スムーズなカスタマーサポートができたりというように、それぞれの顧客ニーズをより理解した上でサービスを提供できます。
社員の業績を評価しやすい
メリットの8つ目は、リアルタイムなデータを管理することで「社員の業績評価」がしやすくなることです。営業担当者の目標やこれまでの進捗状況、さらには担当している案件数、契約数や売上といったデータを一元管理できるため、それを人事部が業績評価の参考にすることもできます。営業プロセスなども把握できるので、より精度の高い評価が可能になります。