サステナビリティコンテンツのよくある課題
私たちがサステナビリティコンテンツについてさまざまな企業様からお話を聞いたり、Webサイトを見ている中で、以下3つのような課題が多いと感じています。
ユーザー視点で情報がわかりやすく分類されていない
まず、「情報は充実しているが、ユーザー視点でわかりやすく分類されていない」というパターン。
多くの企業様はすでにサステナビリティ活動の情報発信を重要視されており、情報の網羅性という点では非常に充実しています。
一方で、情報は充実しているものの、Webサイトのサステナビリティカテゴリの配下にコンテンツが羅列されているのみで、ユーザー視点からわかりやすく分類されていないと感じることが多いです。
定量的な情報が少なく、活動の進捗感・説得力が不足している
次に、サステナビリティ活動における目標やその進捗などの定量的な情報が少ない、またはわかりやすく掲載されていないパターンです。
サステナビリティコンテンツを見に来るユーザーはその多くが閲覧動機が高いことが想定されます。
その企業がどのような目標を掲げ、具体的にどのような取り組みをしているのかを求めて訪問してくるユーザーに対しては、定量的でできるだけ具体的な情報を提示したほうがポジティブな印象を持ってもらいやすくなります。
サステナビリティ活動の全体的な方針がわかりにくい
最後が「サステナビリティ活動の全体的な方針がわかりにくい」というパターンです。
具体的な目標や活動内容を提示していても、そもそもどういった考えでサステナビリティ活動に取り組んでいるのかという方針や、それによってどのような社会を実現しようとしているのかなどの展望がわかりにくいと、その取組みに対してのユーザーの共感や納得感が得られにくくなってしまいます。