BtoBデジタルマーケティングやWeb制作の情報と、イントリックスの日常風景をお伝えします。

おしえて、猪目さん!(中編)
~イントリックスは、だからBtoB企業を支援する~

採用
ゆるやか広報班 編集部
ビジネス視点で企業の課題解決に向けたデジタル活用を策定する戦略部門、ユーザビリティ改善・情報設計・コンテンツの企画制作を行うWeb制作部門、サイトのシステム運用やインフラを考え抜くテクノロジー部門が、“三位一体”となって、日本企業のデジタルマーケティングを推進しているイントリックス。
前編のインタビューでは、テクノロジー部門のユニークな役割に始まって、イントリックス誕生秘話を聞き、一同の興味は全開に。こちら中編でも、中井(入社4年目、Webディレクター)、道場・佐藤・森口(3人とも2年目、アナリスト)、渋澤(2018年4月新卒入社、Webディレクター)の若手5人が、CTOにたくさん語ってもらうべく、次々とフレッシュな質問を繰り広げました。引き続き司会はテクノロジー部門の矢島、撮影は『ゆる広』編集部 石森でお届けします。

学生時代のことや成功体験を聞きたい!

司会 矢島:
皆さん、ここから先はテクノロジー部門の業務に関する話題を離れて構いません。日ごろ気になっている素朴な疑問も、自由にどうぞ。

森口:
猪目さんは学生のとき、どのような進路を考えていましたか。システム系には、もともと興味が?

猪目:
コンピューターを触るのは、好きでしたね。将来やりたい仕事を考えるなかで、1つの候補にシステムエンジニアがありました。ただし、第3希望だったんですよね…… 1番は冒険家、2番はペンションオーナー、3番目がシステムエンジニア。学生時代には、いろいろとチャレンジしました。例えば、3泊4日の無人島サバイバルツアー。愛知県沖合の島で釣り道具と米と水を渡されて、あとは自給自足で生活する内容でした。参加してみて、冒険家は職業として現実的でないと感じ、選択肢から外しました。それから、夏休み・冬休みの間、ペンションのアルバイトを長期でやって、これもいきなり職業にするのは難しいなと。そして、最終的にシステムエンジニアを目指そうと決めました。

質問する道場

道場:
社会人になってからの成功体験で、自慢したいものをひとつ思い出して、聞かせてください。

猪目:
前編でもお話した、ビジュアルコミュニケーション企業のストックフォト事業をデジタル化するPJが、特に印象に残っています。5~6人のチームで年間億単位の予算を与えられて、ストックフォトのECサイトをゼロから構築しました。肝となる検索技術に関しては、国内屈指の研究所を複数訪問し、研究中の最新検索技術に触れる貴重な機会がありました。「検索ワードを入力すると、その情報に応じて3D空間上に写真の一群が表示される技術」「色と形容詞を結びつける検索技術」など、当時にして画期的なものでした。最先端の技術に接しながら、自社のビジネスに最適な技術を選定・導入することは非常に面白かったし、それを発展させることで結果(=売上)につながっていくのは、今思えば得難い経験でしたね。

イントリックスが支援するのは、なぜBtoB?

道場:
日々Web経由の売上を追跡し、改善を考えるといった点は、BtoCサイトの方が進んでいると思います。イントリックスがBtoBに注力する理由は何でしょうか。

猪目:
前職で私はBtoCとBtoBの両方に携わっていて、イントリックスを立ち上げる以前は、対CもBもフラットに考えていました。この会社で製造業のお客様と仕事を重ねるうち、BtoB企業はBtoC企業と比べ、「高度な技術や優れたサービスを持っているのに、十分にアピールできていない」と改めて痛感しました。グローバルメーカーと比べても遜色ない技術力・商品力を持ちながら、世の中にしっかりと周知できていないことは、企業ひいては日本にとって、大きな機会損失でしょう。デジタル領域において、この部分の支援は大いにやりがいあるテーマだと思います。職人気質の製造業のお客様と二人三脚で課題に取り組めることにも、日々やりがいを感じています。

今日、市場の認知度や社内の体制を見ても、私たちイントリックスがBtoBに特化して「日本発・世界に誇れるサイトをつくる」使命とクオリティに挑戦できる環境は、順調に整ってきています。

イントリックスの社名が決まるまで

渋澤:
気賀さんと起業する話に及んだとき、どのあたりに魅力を感じましたか。

語る猪目

猪目:
起業前に私が所属していたWebコンサルティング会社には、優秀な人材が揃っていましたが、諸事情あって多くの仲間が卒業していき、私もその一人となりました。辞めて間もなく、とある企業から、個人宛に仕事の依頼をいただきました。ちょうど同じタイミングで、気賀さんにも同様の相談が来ていたんです。BtoB企業に特化したデジタル活用支援は、今後の伸びしろを感じる、やりがいあるビジネスですから、会社を立ち上げようかと話がトントン拍子に進みました。気賀さんとまた仕事が一緒にできることも大きな魅力だったのは、言うまでもありません。
数週間後には、起業に向けて気賀さんと夜な夜な話合いをしていた記憶があります。ところが、気賀さんも私も、会社の名前をあまり具体的に考えていなかったんですよ。そうしたら、周囲がいろいろとユニークな社名を提案してきました。

中井:
そんななか、どのようにして「イントリックス」に決まったのですか。

猪目:
そろそろ社名を決める段階になって、皆でアイデアを持ち寄っていたとき、あるメンバーから「みかんぐみ」というクリエイター集団にちなんだ、すごく個性的なアイデアが出たんですよね。それがきっかけとなって、気賀さんと私は必死で考え始めました(笑) だいたい1週間で10候補くらい挙げて2つまで絞り、「イントリックス株式会社」に決定しました。皆さんも知っての通り、“日本のIndustryInternetInnovateする”をミッションとして、強い想いをINTRIX [3つのIN]に込めたのです。

中編(本記事)で明らかになったのは、冒険志向だったCTOの若き日のチャレンジ、今あらためて振り返っても誇らしい思い出の事例、イントリックス命名の舞台裏などなど。もちろん、BtoB企業支援の熱い想いも伺いました。いかがでしたか。
後編(近日投稿)でも自由闊達にインタビューを展開しつつ、文末には就活中の方へのメッセージもお届けする予定です。どうぞお楽しみに!●イントリックスでシステムに携わりたい――そんな方は採用ページ

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